おかべたかしの編集記

執筆・編集の記録とお知らせと。

素晴らしき千円万年筆「カクノ」

『くらべる値段』の取材で出会った品々で、僕がもっとも愛用しているのが、千円の万年筆「カクノ」です。

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写真が千円と1万円の万年筆ですが、これだけの価格差を生み出す最大の要因は、ペン先の素材の違い。1万円のものはペン先が金。柔軟性がある金は万年筆のペン先に最適なのですが、やっぱり高価ゆえに、多くの人が使うに至らない。万年筆のユーザーは、このままだと先細りの一途。「ならば千円の万年筆を作ってみたらどうだろう」。こんな着想から、パイロット社が作ったのがこの「カクノ」です。ペン先をステンレスにして部品も最小限に留めたことで実現したこの価格ですが、これがカジュアルに使えるうえ、万年筆の書く楽しさが十二分に発揮されていて素晴らしい。ポンとペンケースに入れるにはこれくらいラフなほうがかえって似合うくらい。万年筆って、達筆でなくても文字に味があっていいですよね。

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サインもカクノで書いております^^

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 カラーバリエーションも豊富。ぜひどうぞ(撮影:山出高士)

《明日9/9(土)15:05~15:50 NHK総合》で「中部境界線ワンダーランド」全国放送されます!

春先に我々「おかべ&山出」の「くらべる東西」コンビがロケ参加してきたNHK津制作の「中部境界線ワンダーランド」。7月に中部地方限定放送されたのですが、評判よかったようで、なんと全国放送が決定しました! 放送は《9/9(土)15:05~15:50 NHK総合》ってことで明日!「関東の文化と関西の文化の境界線はどこに?」という素朴な疑問を解決すべく、いろんな調査を行っていますのでぜひご覧くださいませ! ちなみに僕らの出番はあっという間に終わります^^

f:id:okataco:20170610123007j:plain写真は、この取材の帰途、立ち寄った金沢の近江町市場にあった「魚屋さん立ち飲み」。ケースのネタから魚を選んで飲めます。天国でした。

みなもと太郎『マンガの歴史』が名作でした

先月のことになりますが、東京に雹が降った8月のある日。みなもと太郎先生の画業50周年を祝うパーティーが行われました。

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新春にみなもと先生の『風雲児たち』がNHKでドラマ化されることもあるのでしょう。脚本の三谷幸喜さん、主演の片岡愛之助さんからもお花が届いておりました(杏さんは、いわずとしれた『風雲児たち』の大ファン)。さてそんな盛大なパーティーのお土産にいただいたのがこの本です。

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 みなもと先生は、以前より「マンガ研究家」として、いろいろ発信されていたのですが、僕自身、それほどマンガの歴史に深く興味をもったことがなかったので、いい機会にと読んでみました。「マンガの歴史」ですから、少なからずのお勉強感もあるだろうと思っていたのですが、そんな不安は冒頭のこんな一節で吹き飛びます。

《初めにご紹介したいのは、円山応挙という人です。円山応挙は、一七三三年に生まれ、一七九五年に亡くなった江戸時代の絵師です。今から二五〇年くらい前に活躍していた人ですね。この円山応挙の作品に「子犬の絵」がいくつかあるのですが、これがなんともいえず「かわいい」のです。インターネットで「円山応挙 犬」で検索するとすぐ出てきますので、ぜひ実物を見てください》

マンガの歴史が「円山応挙」から始まる! この驚きとキャッチーさ。ちなみに円山応挙の犬は、こんな本の表紙にもなっています。

かわいい江戸絵画

かわいい江戸絵画

 

 そして読み進めるうちにわかってきますが、これはみなもと太郎の文章版「風雲児たち@マンガ」なのです。『風雲児たち』を作成するときにベースになるのは、今も昔も年表。時系列を追って、丹念に「何が起こった」かを探っていき、人があまり気づかない縦糸と横糸を編み込んでいくーーそんな面白さが『風雲児たち』にはあるのですが、その醍醐味がこの本にもある。

《ところで、なぜ戦後についての章なのに、戦前のことを延々述べているかというと、戦前と戦後というのはそこでぷっつり途切れているわけではないからです。そこはやっぱり地続きなんですね。戦後になったからといって百八十度世界が変わるわけではありません。いや、実際変わったと実感する人は多く、それほど変化は大きかったんですけど、マンガを取り巻く状況はすぐに変わったというわけではありませんでした。》

この一文など『風雲児たち』そのもの。時代を丹念に追いかけるみなもと節は、この文章版「『風雲児たち』でも、大いに健在というか、より一層顕在化している印象です。

《「歴史というのは必ずしも有名な人たちだけが作っているわけではない」ということです。有名な人たちの陰に隠れた名もなき人々が、実はとても重要な役割を果たしているのです。》

これは「はじめに」の冒頭文ですが、このように『風雲児たち』の精神がこの本でも大いに生きているのです。さて「いつ終わるのだろう?」というのも『風雲児たち』同様、この『マンガの歴史』にもありまして、この「1」では、「終戦まで」から「『W3』事件と『巨人の星』まで」の全八章。今後、巻を重ねていくのでしょうが、どこまで続くのかも実に楽しみ。時代を整理する能力。それをうまく語る能力。魅せどころを外さない勘所など、マンガ研究家としてのみなもと太郎も実に素晴らしく、多くの人に勧めたい傑作でした。あと、この「岩崎調べる学習新書」というレーベルの素晴らしさについても触れておきます。

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これ、本を開いたところなのですが、このようにしならずにパキっと開く。これ「コデックス装」というんですね。先日買ったこんな本も同じような仕様でした。

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これは「魔法の閉じないブック」製法!という謳い文句に惹かれた買ったこんな本。

レシピ本などは、この「閉じない製法」を使うのは自然な流れでしょう。でもこの「マンガの歴史」で用いたことも個人的には大正解だと思いました。置いたままで読めるというのは、思いのほか楽ですし、そこから引用して僕のようにブログを書いたりするのにもとても便利。こういった製本技術を用いたことだけでなく、レイアウトも実に読みやすく、文字だけの単行本でありながら、とれもよく考えられているレーベルだと思いました。版元の岩崎書店は、あの『もしドラ』作者の岩崎夏海さんなんですね。これから「マンガの歴史」以外にも注目したい素晴らしいシリーズでした。

岩崎調べる学習新書 (1) マンガの歴史 1

岩崎調べる学習新書 (1) マンガの歴史 1

 

 *拙著の『風雲児たちガイドブック』も『風雲児たち』を俯瞰するのにご覧ください。

風雲児たちガイドブック 解体新書 (SPコミックス)

風雲児たちガイドブック 解体新書 (SPコミックス)

 

 

『くらべる値段』刊行記念 浅草「ちんや」の「適サシ肉」と「赤身肉」を食べくらべる会

おかげさまで8月の新刊『くらべる値段』好評いただいております。それで嬉しいことに、取材先のひとつでもあります明治13年創業のすき焼き専門店・浅草「ちんや」さん(http://www.chinya.co.jp/)にて、著者と店主のトークショー、および同書でも紹介されました「適サシ肉」と「赤身肉」のすき焼きを食べくらべる会を開催させていただくこととなりました。*こちらの申し込みは締め切らせていただきました。

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(写真・山出高士)

これが1人前9900円の「適サシ肉」(写真は2人前)。「適サシ肉」とは「適度な霜降肉」のことで、サシが過剰に入った肉を期待されないようにと「ちんや」が平成29年2月6日に商標登録したことばです。サシの量が50%から多いところでは70%を超える「霜降り肉」もあるなか「ちんや」ではサシの量が肉全体の30%ほどのものを「適サシ肉」として提供しています。「ちんや」が「適サシ肉宣言」をしたときは、テレビ、ネットなどで大きな注目を集めました。

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(写真・山出高士)

こちらが1人前5500円の赤身肉(写真は2人前)。食べくらべると、どのような違いを感じるでしょうか。興味のある方、ぜひご参加くださいませ。イベントの概要、以下になります。*こちらの申し込みは締め切らせていただきました。

 

『くらべる値段』刊行記念 

浅草「ちんや」の「適サシ肉」と「赤身肉」を食べくらべる会

<日時>9月30日(土曜日)16時受付開始/16時30分トークショー開始/17時30分から19時30分まで「食べくらべる会」
<会場>浅草ちんや(東京都台東区浅草1−3−4/東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩1分。都営地下鉄浅草線「浅草駅」より徒歩3分。つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩12分)
<会費>9.500円(ビール小瓶またはソフトドリンク1本付き/通常10,480円のところ特別価格)。当日、お支払いください。
<申し込み方法>
お名前、年齢、ご連絡先(メールor電話)を明記の上、メールにてお申し込みください。申し込み先アドレス<spoonbooks-to@yahoo.co.jp> (2名〜4名での参加も可能です。複数参加を希望の方は、参加されるすべての方のお名前をお願いします)
*席は和室の座敷席となります。他のお客様と一緒の鍋ですき焼きを召し上がっていただきますが、その配席は主催者にご一任いただきます。
*申し込みの締め切りは手配の関係で9月23日(土)となります。なお定員になり次第、受付終了となりますので、こちらもご了承くださいませ。
*当日参加者様の画像をネットにUPする場合は、必ずご本人の承諾を得て下さるようにお願い致します。
<主催>株式会社ちんや/有限会社SPOON BOOKS 

トークショー概要】
<登壇>著述家・おかべたかし&「ちんや」六代目・住吉史彦
<題目>世にも不思議な「値付け」の秘密
<内容>東京書籍より刊行された『くらべる値段』で、バナナから椎茸、盆栽に至るまで、34品目の「安いと高いは何が違う?」を取材した著者が、多様な値付けの仕組みについて語ります。また「適サシ肉」宣言を行なった「ちんや」六代目の住吉史彦が、肉の値付けの仕組みから「霜降り肉」という表記を「適サシ肉」に変えた経緯について話します。どうぞご期待下さい。

【登壇者略歴】
<おかべたかし>
1972年京都市生まれ。1991年立命館高等学校卒業。1995年早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務を経て、著述家、編集者として活動。2013年に刊行した『目でみることば』(写真・山出高士/東京書籍)がヒット。以降、シリーズ9作を数える人気シリーズとなる。主な著書に『くらべる東西』『くらべる時代 昭和と平成』『似ていることば』(すべて東京書籍)『基礎教養 日本史の英雄』(扶桑社)、『ブログ進化論—なぜ人は日記を晒すのかー』(講談社+α新書)。現在(有)SPOON BOOKS代表。《次の世代に伝えたい知恵と生活。》を社是として、地域文化、歴史、ことばなどの分野を中心に著作活動を行なっている。

<住吉史彦>
1965年東京都浅草生まれ。1971年浅草寺幼稚園卒園。1978年台東区立浅草小学校卒業。1988年慶應義塾大学卒業。2001年「ちんや」六代目を継承。2010年3月1日に開設したブログ「浅草ちんや六代目のすき焼きフルな日々」(http://chinya-blog.com/)は、今日に至るまで一日も休まず更新中。2017年1月15日に「霜降り肉」という表記を「適サシ肉」に改めるという宣言をし、大きな注目を集める。浅草広小路に在勤&在住し、このニッポンに再びすき焼き文化を広めんと奮闘中。現在「国際観光日本レストラン協会理事・関東支部支部長」「家畜改良技術研究所『牛肉のおいしさ総合評価指標開発事業』推進検討委員「『すきや連』旗振り役兼事務局長」「浅草料理飲食業組合・副組合長」「慶應義塾『料飲三田会』」会長を務める。

 

以上です。すき焼き煮えるとこんなに美味しそうですよ。

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(写真・山出高士)

本も引き続きよろしくお願いします。ウェブマガジン『スローなコメディにしてくれ』でも紹介いただきました!感謝!

www.slowcomedy.tv

くらべる値段

くらべる値段

 

 

祝!『風雲児たち』NHK時代劇化

なんと三谷幸喜さん脚本で『風雲児たち』がNHKでドラマ化されるとのこと!

ファンが長年待ち望んでいたことですが、これは三谷幸喜さんご自身も待ち望んでいたことでしょう。三谷さんにとって初めての大河といえば『新選組!』。

新選組 ! 完全版 第壱集 DVD-BOX

新選組 ! 完全版 第壱集 DVD-BOX

 

 2004年に放送されたこの作品を作るとき、この脚本は『風雲児たち』に影響を受けていると、おっしゃってたんですよね。近藤勇役の香取慎吾さんに、まず手渡したのがこの本だったはず。

冗談新選組

冗談新選組

 

 いつか『風雲児たち』を大河で!は、三谷幸喜さんの長年の夢だったに違いありません。昨年の『真田丸』の大ヒットで、三谷さんがやれることの幅が広がって、今回の正月時代劇『風雲児たち』につながったのでしょう。嬉しい!実に嬉しいです。

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ファンにとっては馴染み深いこんなシーンも見られるかな。(というか、我々ファンの気持ちがまさにこんな感じ^^)

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こんなシーンが見られたら、泣いてしまいそうです^^

おそらくですが、これが好評であれば、三谷さんは『風雲児たち〜寛政の三奇人篇〜』など、続編も作ってくれるに違いありません。ぜひ応援したい!今から放送が楽しみで仕方ありません。偶然にも、今週末に、みなもと太郎先生の画業50年をお祝いするパーティーがありますが、この嬉しい一報で、俄然盛り上がること間違いありません。こちらも今から楽しみ。

さてこれから注目されること必至の『風雲児たち』、まだ未読の方は是非ともこの機会に読みましょう! 小学生の高学年でしたら、充分に読めます。お子さんもきっと歴史好きになると思いますよ。(うちの小学5年生も大ファンです)

風雲児たち全20巻 完結セット (SPコミックス)

風雲児たち全20巻 完結セット (SPコミックス)

 

 こちら拙著も『風雲児たち』を俯瞰したり、思い出すのに是非^^

風雲児たちガイドブック 解体新書 (SPコミックス)

風雲児たちガイドブック 解体新書 (SPコミックス)

 

風雲児たち』これからどんどん盛り上げていきましょう!

「ハードカバー」で読みたい本『はてしない物語』 

『くらべる値段』では、安いものと高いものをくらべていますが、必ずしも安いものがダメで、高いものがいいと主張したいわけではありません。まえがきで《安いものには努力があり、高いものには夢がある》と書いてますが、しっかりとしたものならば、双方に意義があると考えています。ただ、とはいえ「これは高いほうがオススメ」というものもあります。そのひとつが『はてしない物語』という本です。

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文庫で買えば上下巻で1600円。ハードカバーで買えば2860円。これだけの価格差がありますが、ぜひハードカバーで買って欲しい。というのは、この本は、ハードカバーであることに大きな意味があるからです。

《表紙はあかがね色の絹で、動かすとほのかに光った。パラパラとページをくってみると、なかは二色刷りになっていた。さし絵はないようだが、各章の始めにきれいな大きい飾り文字があった。》

これは『はてしない物語』の冒頭部の一節なのですが、物語は、主人公であるバスチアンがこのように描写された本を手にすることで始まります。作者のドイツ人作家のミヒャエル・エンデは「読んでいる本の中に入ってしまう物語」としてこの物語を構想しました。そのためには、物語の中で主人公が手にしている本とまったく同じ装丁でまったく同じ中身の本でなければならないとこだわり、文章だけでなく、この装丁も含めた本そのものも作品と考えたのです。もうおわかりかと思いますが、ハードカバー版は、この文中の本とそっくりそのままの装丁になっているのです。さらに、この本は世界各国で翻訳され、各国の出版社によって装丁されたのですが、エンデは日本語版が一番よくできていると喜んだそうです。

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(写真・山出高士)

「あかがね色」を表現した実に見事な装丁です。上下巻のソフトカバーは、安くて持ち運びにも便利ですがが、エンデが構想した「本の中に入ってしまう」読書体験のためには、やはりハードカバーで読むべきだと思うのです。

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

 

人によって「ハードカバーで読みたい本」というのは、他にもたくさんあると思います。方々で聞いてまわったところ、『舟を編む』(三浦しをん/光文社)、『本日は、お日柄もよく』(原田マハ徳間書店)、『家守奇譚』(梨木香歩/新潮社)などなど、いろいろ教えてもらいました。文庫は安くて手軽だけど、ハードカバーにしかない良さってありますよね。いろんな書店さんで「ハードカバーで読みたい本フェア」やったら楽しいだろうなと思っています。

「大学イモ」のこと関西では「中華ポテト」と呼びますかね

『くらべる東西』を出してからも「東西ネタ」に関する興味は尽きず、いろいろ調べております。そんななか、こんな2冊の本で知ったネタをご紹介。

方言と地図 (ピクチャーコミュニケーション)

方言と地図 (ピクチャーコミュニケーション)

 

子どもが見ても楽しいだけでなく、ネタも深く素晴らし本でした。このなかで関東の「大学イモ」を関西で「中華ポテト」と呼ぶと書いてあったのですが、初耳。「メンチカツ」を「ミンチカツ」と呼ぶのは、なんとなくわかるというか、僕は関東にくるまで「メンチカツ」というものを知りませんでした。味の表現でいえば《西の「からい」に東の「しょっぱい」》はなるほどなと。そんななかいちばん惹かれたのは、角もち、丸もちの東西対比が、北海道の中では混在しているというお話。

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丸もち、角もちも北海道ではご覧のように混在。北海道には、明治以降、内地の人が集団で移住したので関東文化と関西文化が混在していることは知っていたのですが、どこが関東、関西というのは、明確にわかっているのですかね。これをぜひ調べてみたいと思っておりまして東西の第二弾の際には、北海道遠征できないかと画策しております。

次にこの本。

世界を読む

世界を読む

 

 地理学の視点から世界を読み取るというこんな本にも東西の違いが少し載っていました。

関ヶ原以東では「イエ」という人が多く以西では「ウチ」という人が多く、明後日の翌日を西日本では「シアサッテ」というが、ほぼ糸魚川ー静岡戦より東では「ヤノアサッテ」という》

「ヤノアサッテ」ということば、何かで目にした記憶が……という感覚しかなかったのですが、関東のことばだったのですね。いろいろ深い。これからも調べて参ります。

そうそう。東西ネタといえば、我々「くらべる東西」コンビもロケに参加したNHKの《中部 境界線ワンダーランド》が、明日6日、日曜日の午後1時5分から再放送あります。中部地方のみの放送ですが、前回見逃した方、ぜひご覧くださいませ。

www4.nhk.or.jp