おかべたかしの編集記

執筆・編集の記録とお知らせと。

8月10日(土)【京都BOOKCON】にてトークショー務めます

京都丸善本店で【京都BOOKCON】というイベントが開催されます。

honto.jp

丸善京都本店では、本のつくり手である著者や編集者が読者と交流し、本の魅力をより直接的に届けるイベント「京都BOOKCON きょうとぶっくこん」を丸善創業150周年を記念して開催いたします。

いろんな版元さんが出店し、多様なイベントが開催されるのですが、そのなかのひとつとして、トークショーを務めさせていただくことなりました。

8月10日(土)正午12時から13時まで。「目でみるシリーズ」「くらべるシリーズ」の制作秘話&次作への構想などをいろんな写真を見ながらお話します。ことばや地域文化の面白さをお伝えできたらなと思いますので、京都近隣の方、ぜひご参加ください!

申し込みは、こちらの東京書籍のサイトからお願いいたします。

https://www.tokyo-shoseki.co.jp/news/detail/114?rt=https%3A%2F%2Fwww.tokyo-shoseki.co.jp%2Fbooks%2F

では、暑い京都でお会いしましょー^^

目でみることば

目でみることば

 
くらべる東西

くらべる東西

 

 

【投票して本をもらおう!】“VOTE! & READ!

今月の21日は、参議院選挙の投票日ですが、今、投票に行こうという呼びかけを、こんな形でされている本屋さんがあります。

hirunekodou.seesaa.net

谷中にある「ひるねこBOOKS」さん。

当店では、投票後にもらえる投票済証をご持参いただいた方に、
店の外にある均一棚(50円~300円)から、お好きな古本を1冊プレゼントします。

投票して本がもらえるという素敵な試み。 そして、この呼びかけに賛同したイラストレーターの「やまぐちまりこ」さんが、こんなビジュアルを作られました。

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自由にシェアして、いろんなお店で使ってほしいとのこと。

本当に素晴らしい動きだと思います。

個人的に、とくに若い人にぜひ選挙に行ってほしいと思っています。「好きの反対は無関心」とはよく言ったもので、この国に無関心である人が多くなった社会が、これからよくなるとはとても思えない。たしかに一票は小さなものですが、本当に1人1人の投票で、少しずついい方向に変えたいと思う。それに世代投票率が低いと、本当にこの国の政治は、若い人のための政策をしないですよ。若い人の存在感を見せていかないと。

 

こういった動きが書店から始まったこと、本当に嬉しいし、誇らしい気持ちです。敬意を表して、近々、ひるねこBOOKSさんに行かねば。

ツイッター上では「#投票割引」などの動きが出ているようですね。みんなで投票行動盛り上げましょう。

 

朝顔市と観る将イベント

土曜日は、入谷の朝顔市に娘と行ってきました。

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我が家に迎え入れた朝顔。これで2000円。僕も初めて買うまでは「朝顔に2000円?」と思っていたんですよ。でも、これが4種の花を咲かせてくれて、夏の間、何度も何度も咲いてくれる。子どもが小学校で育てるのとは大きく違って、大変素敵なのです。

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初めて行ったのは5年前、この『似ていることば』の取材の折かな。それ以来、なんとなく心待ちにしている「朝顔市」なのでした。

そして日曜日は、経堂の「さばのゆ」で「観る将になれるかな会議」の記念指導対局トークショー。和やかな雰囲気で、読者の方とお話しできてとてもいい時間が過ごせました。お越し下さった方、ありがとうございました!

「観る将会議メンバー」のイベントは、この先「ねこまど」さん。「COBIN」さんと続く予定ですので、また近くなったら告知します。

本を作って、人と出会う。

これからの本は、こうあるべきだなぁと、打ち上げの良いお酒をいただきながら感じておりました。

 

 

本日発売「観る将会議」の好きな小見出し

『将棋「観る将になれるかな」会議』、本日、発売となります。

将棋中継を見ていて「不思議に思うことば」ってありますよね。僕の場合はたとえば「受けの棋風」が、ずっと不思議でした。プロは総じて受けが強い。そのなかでも「受けの棋風」とはどういう人か。高野先生が丁寧に説明してくれた後「麻雀でいえば、夜中の3時になっても丁寧に降りられる人ですかね」と言ってくれて大笑い。こんな楽しくわかりやすい解説盛りだくさんとなっていますので、よろしくお願いします。

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さて今日は、好きな小見出しを紹介してみましょう。ひとつはこれかな。

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「規格外の佐藤康光山崎隆之糸谷哲郎

本書のひとつの目玉に「棋風チャート」があります。棋士は「居飛車振り飛車」と「攻めの棋風/受けの棋風」によっておおよそ分類されるのですが、こういった性格付けを高野先生がわかりやすいチャートにしてくれました。ただ、この枠のなかに収めることができない棋士が3人いる。それがこのお三方。実に楽しい分類表になっていますのでぜひご覧ください。

もうひとつは、これかな。

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「話すのが遅い」と注意されて……

今回「女流棋士」のついてもご紹介したいと、安食総子先生にインタビューしたのですが、そのなかでアナウンス講習を受けた話をしてくださいました。そこで、講師の先生から安食さんが注意された一言なのですが、高野先生の「そ、それは難しい注文だよね(笑)」という受けも素晴らしく(笑)。

ぜひ安食先生のインタビューもお楽しみください。

今日は、NHKの将棋フォーカスで「観る将」特集があり、また社団戦も行われていますね。ぜひ楽しい将棋ライフに「観る将会議」よろしくお願いします。

将棋「観る将になれるかな」会議 (扶桑社新書)

将棋「観る将になれるかな」会議 (扶桑社新書)

 

 

 

 

「観る将」「撮る将」「飲む将」など、いろんな「◯◯将」まとめ

『将棋「観る将になれるかな」会議』の見本が到着しました。「初段会議」に続く、楽しい第2弾、ぜひ手にとってみてください。

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さて、本書は「将棋を観るファン」を指す「観る将」ということばをタイトルに使っていますが、この「◯◯将」という言葉には、いったいどれくらいのバリエーションがあるのでしょうか。先日、ちょっと疑問に思ってツイッターで聞いてみたところ、いろいろ教えていただいたのでまとめてみました。

 

◎「指す将」……将棋を指す人。

◎「観る将」……観る人。

◎「撮る将」……棋士の姿などをカメラに撮る人。直江雨続さんとか有名ですよね。

◎「描く将」……棋士の姿などを絵に描く人。さくらはな。さんも描く将ですね。

◎「飲む将」……将棋の話題を肴にお酒を飲む人。「雁木」や「銀冠」など将棋ことばにまつわるお酒もけっこうありますね。

◎「読む将」……将棋の観戦記や小説、ライトノベルなどを楽しむ人。

◎「ネタ将」……このあたりから定義に自信がないですが、将棋をネタにいろんな創作を楽しむ人かなぁ^^;

◎「寝る将」……将棋の中継を見ながら寝てしまう人^^ これツイッターで教えてもらったのですが、たしかに中継見ながら寝ちゃいますよね。

◎「弾く将」……これもツイッターで教えてもらったのですが、将棋に関する楽曲を弾く方もおられるんですねぇ。

www.youtube.com

たとえばこんなの。おぉ将棋フォーカスだ^^

とりあえずこんなところですかね。

「観る将」ということばは、たとえ将棋が下手であってもみんなで集い、楽しく将棋の話ができるってことを示してくれた魔法のような言葉だと感じています。少しおおげさかもしれませんが「観ることに」市民権を与えてくれたような。

これからもっと将棋を観るファンが増えてくれるといいなと。この本がその一役にでもなれば、とても嬉しいねと、高野先生、さくらさんたちと話しております。明日6月30日発売、よろしくお願いいたします。

将棋「観る将になれるかな」会議 (扶桑社新書)

将棋「観る将になれるかな」会議 (扶桑社新書)

 

 

zineの話をしませんか〜「マチノミ」イベントのご案内〜

この春にマチノミというzineを出しました。

 

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くわしい経緯はこちらの記事で。

okataco.hatenablog.com

それで、創刊イベントを7月30日にやることになりました。

www.facebook.com

 

ぜひ、zineを作っている方、これから作ってみたい方おられたら、ぜひ遊びに来てください。1冊1冊は小さな存在のzineですが、たくさん集まれば大きな力になると思います。自由に作ったzineに力が出てくると、今の出版界にもよき影響が出てくると思う。それは企画は数字から作るんじゃない。現場の面白いという発想から作るんだということだと思っています。

business.nikkeibp.co.jp

こちらは「マチノミ」の執筆者の1人でもある経堂「さばのゆ」の店主・須田さんの記事。面白いものは、こういったところから生まれるのが令和の時代ではないでしょうか。ぜひご一読を。

 

 

将棋用語のお酒探し〜「観る将会議」のイベントやりますよ〜

『将棋「観る将」になれるかな」会議』の発売を記念して、イベントをすることになりました。

nikkan-spa.jp

7月7日の日曜日、第一部は高野先生による指導対局。第二部は、執筆陣のトークショーとお酒を飲みながらの懇親会。場所は、僕と高野先生が、たびたびお世話になっている経堂の素晴らしいイベント酒場「さばのゆ」さんです。応募方法など、上記サイトにありますので、ご都合あいましたら、ぜひおこしくださいませ。

 

さて、こういった将棋のイベントをいろんなところでやりたいなと考えていまして、そんなときに大切なアイテムはやっぱりお酒^^ それで、こないだ近くの酒場で飲んでいたら「雁木」という美味しい日本酒があったんですよ。

 amazonにもあった。これだったかな? 雁木といえば、将棋ファンにとっては、近年、よくみるようになった囲いですよね。

www.shogi.or.jp

そうこれが雁木。僕なんかほとんど指したことないですけど、名前はよく知っている。こんな将棋に関する名前で、美味しいお酒、なにか他にないですかね。

www.kakuyasu.co.jp

飲んだことないですが「闘魂 王将」という酒があるようだ。なんで「闘魂」なんでしょうか。

www.miyozakura.co.jp

同じ囲いつながりでいえば「美濃屋」というのもありましたが、ちと苦しいか^^; 

 「観る将会議」で高野先生が言ってましたが、霧島酒造は、女流棋戦のスポンサーでもあることもあり、愛好している棋士が多いのだとか。この黒霧島は将棋イベントで出すのは大有りですね。

他に将棋用語に関するお酒で、ご存知なものがあれば教えてくださいませ。