東京の三軒茶屋に「ムーンファクトリーコーヒー」という店があります。いつの頃からか行くようになっていた大好きなカフェなのですが、店内にあるマッチに「KYOTO」と書いてある。聞くと京都にこの店の元となったところがあるというので、訪れてみました。
京都の木屋町。三条と四条の間にある「餃子の王将」の近くにこんな社がある。
その社を背にするとこんな路地。
路地を進むとあった。「エレファントファクトリーコーヒー」。三茶が「月工場」ならここは「像工場」なのです。
月工場と同じ看板もあったあった。さて店内へ。
店内には、さりげなく月マーク。
メニューは「ムーンファクトリー」と同じ。かな? 価格が京都のほうが少し安いかな?
カフェオレ。月のマークが像のマークに変わっているけどやっぱり美味しいね。
店内は、もちろんレイアウトが違うのでまったく同じではないけれど、その空気感はそっくり。チェーン店のそっくりさではないけれど、上手に三茶の店に写し取られている。とても不思議な感じ。
三茶の「ムーンファクトリーコーヒー」と木屋町の「エレファントファクトリーコーヒー」。とても物語性を感じさせる空間。京都と東京を行き来する人は、ぜひ両店に足を運んでみてください。空間を越えて同じ空気が紡がれていることに、僕はなんだかとても気分が高揚したのでした。