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おかべたかしの編集記

読書・執筆・育児の記録と、お知らせと。

「司令塔」見たことありますか?

『目でみることば』

よくサッカーの解説で「司令塔」ということばを聞きますよね。中盤で攻撃を操るパサータイプの選手で「中村俊輔なんかはまさに司令塔」と当たり前のように使っていることばですが、ある日ふと「司令塔はどんな塔?」と疑問に思ったのです。

このふと疑問に思うのが『目でみることば』の原動力。調べてみると、あるんですね。司令塔って。さっそく取材に行って撮影してきました。これです。

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これ? これなんです!

もうことばのイメージと見た目のギャップがありまくりでいいですよね。

これは横須賀にある記念艦「三笠」の司令塔。司令塔というのは、戦艦にあるもので、戦闘時に司令官が指揮をとる場所。つまり、ここに入って身を守るものなんですね。

この「三笠」の司令塔には、とても面白い話があります。

日露戦争日本海海戦のとき、この三笠には連合艦隊司令長官東郷平八郎が乗って指揮をとっていました。しかしいざ交戦状態になっても東郷平八郎は「司令塔では状況が見えにくい」とここに入らなかったのですが一切傷を負わなかったのです。一方、司令塔に入った参謀は、隙間から爆弾の破片が入って傷を負ったそうです。とかく強運の持ち主と言われる東郷平八郎の実にリアルなエピソードでした。

『目でみることば 有頂天』では、この司令塔の内部の写真と、東郷が指揮を執り続けた艦上からの景色を紹介しています。ぜひご覧ください。

目でみることば 有頂天

目でみることば 有頂天