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おかべたかしの編集記

読書・執筆・育児の記録と、お知らせと。

「風雲児たち 解体新書」

社員編集時代の1999年「幕末」をテーマにしたムックを作っていたとき『風雲児たち』という漫画に出会って、もう驚き感動したのです。

風雲児たち』は「幕末」を描くために1979年に始まった歴史大河ギャグ漫画。現在も連載中で、作者のみなもと先生は現在68歳ですが「最低でもあと13年かかる」とおっしゃってるという作品です。

物語の冒頭、幕末漫画であるのにそこで描かれるのは「関ヶ原の戦い」。これは、幕末の遠因は関ヶ原にあるという視点のためなんですね。幕末、薩長や長州、土佐が倒幕勢力になりますが、これは関ヶ原で負けたからというのが原因のひとつ。ここから始めたものだから、数々ある「幕末」の原因を、魅力的な人物のエピソードを深く深く描きつつ、幕末に向かって進んでいるのです。*より詳しい『風雲児たち』については、以下のリリースをご覧ください。


風雲児たちガイドブック「解体新書」刊行のお知らせ|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】

 

なんというスケールの大きさ! なんという魅力的な人物たち!

感動した僕はさっそくインタビューに行き、それからみなもと先生と交流させてもらうようになりました。そんななか『風雲児たち』を知るにつれ、作品の素晴らしさに世間の認知がまったく進んでいないとしばしば思うようになりました。杏さんや糸井重里さんなど、著名人には熱烈ファンが多数いるのに、まだまだ世間的には知られた作品とはいえない。

そこで、なんとかこの作品の魅力を伝える本ができないかと企画したのが、明日、発売となる『風雲児たち』初のオフィスガイドブック『風雲児たちガイドブック解体新書』です。この本もいろいろあって企画開始から6年ほどかかったのですが、とにかく刊行でき、かつみなもと先生が大変喜んでくださってとても嬉しく思っております。

風雲児たちガイドブック 解体新書 (SPコミックス)

風雲児たちガイドブック 解体新書 (SPコミックス)

 

 ファンの方、ぜひ読んでみてください。特に表紙画を担当している工藤稜さんが、いかに熱い想いであの絵を描いているかのインタビューが最高ですので是非とも。

そして『風雲児たち』を知らない人は、ぜひ本編の漫画を読んでください。「ワイド版」と「幕末編」があるのですが、(ワイド版→幕末編)と物語は進行していますので、まずはワイド版からどうぞ。全20巻大人買いしても損はありません。

ワイド版 風雲児たち 全20巻セット

ワイド版 風雲児たち 全20巻セット

 

 今ならKindleで1巻が無料で読めるので、電子書籍で揃えるのもお勧めです。

風雲児たち 1巻 (SPコミックス)
 

 ま、そういったわけでこれからしばらく『風雲児たち』関連の記事をしばしば書いていく予定ですので、よろしくお願いいたします。

*明日、文藝家協会さんからお招きいただいたトークイベントがあります。東京は雪予報で寒ーいみたいですが、来ていただける方、暖かい格好でお越し下さいませ。