おかべたかしの編集記

読書・執筆・育児の記録と、お知らせと。

『オーロラの向こうに』(2017読書5)

写真絵本のようなものを、いつかやってみたいと思っていてよく手にするのですが、これは実にいい作品でした。

オーロラの向こうに

オーロラの向こうに

 

 作者は松本紀生さん。アラスカのマッキンリーの麓に、オーロラの写真を撮るために、単独で彼の地にキャンプを張って1カ月以上過ごしているという人。もう10何年もこういった活動をされている松本さんが、初めてアラスカで生活した記録が、この絵本の幹。きれいなオーロラを見せるというよりも、なぜ松本さんがこんな挑戦をしようと思ったのか。アラスカでのキャンプ生活はどういったものかを見せてくれる。感慨深いのは、この最初のアラスカの旅ではオーロラは結局、現れなかったのです。でも、松本さんは「やりたいことに精一杯取り組んだから、最高の気分だった」と振り返る。

とても勇気が出る本です。子供向けだから読み聞かせにもぜひどうぞ。うちの10歳の息子がいたく感動していました。夏と冬はアラスカに行っている松本さんですが、それ以外のシーズンは講演活動をしているので、小学校などにきてもらってもいいんじゃないでしょうか(もちろんお金の応援という意味も込めて)。

僕、なんか見たことあるなーと思っていたのですが、そうか「情熱大陸」で放送されていたのか。改めて見たけどこちらもよかったです。


情熱大陸 松本紀生 2014年3月23日 140323