おかべたかしの編集記

執筆・編集の記録とお知らせと。

なぜ卓上ポット(魔法瓶)から花柄が消えたのか?

昭和と平成の違いを34の項目で比較してみた「くらべる時代 昭和と平成」。昨日、発売になりましたが、そのなかで印象的なネタのひとつが卓上ポット(魔法瓶)の昭和と平成です。

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そうそう。昭和のものってこういった花柄でしたよね。昭和42年に花柄のものが大ヒットして、それ以降、魔法瓶といえば「花柄」というくらいスタンダードになりました。しかし、軽くて丈夫なステンレス製(これ以前はガラス製)が登場すると、花柄が姿を消します。これはガラス製は外側にカバーがあり、そこにプリントできたけれど、ステンレスには、こういった印刷が難しいためなのだとか。上の昭和と平成のポットは容量は同じですが、この外側カバーがなくなった分だけ平成のものはコンパクトになっています。

撮影に協力してくださったのは象印マホービン株式会社が運営される「まほうびん記念館」。同社のサイトでは、花柄マホービンのイラストがダウンロードできる素敵なサイトがあるのでぜひご覧ください。実に懐かし可愛い!^^

このような昭和から平成にかけての変化を知ることができる「くらべる時代 昭和と平成」。よろしくお願いします!

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amazonこちら。書店さんでも、ぜひぜひお求めてください。こんなPOPも飾ってあるかもです♪

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