おかべたかしの編集記

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マーマイトとベジマイト、どっちが美味しい?

『くらべる世界』のネタで取り上げているのが、イギリスのマーマイトと、オーストラリアのベジマイトです。どの国にも、その国民は大好きだけど、他国の人にとってみると「うーん?」となる食べ物ってありますよね。日本でいえば梅干しや納豆でしょうが、そんな存在がマーマイトとベジマイト。略してマイト兄弟。

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パンに塗って食べるのですが、「まずい」「辛すぎる」「表現しがたい味」「食べるうちに癖になる」「まさにイギリスらしい味」などといろんな噂があるのです。ともにビールの醸造過程で沈殿した酵母を主原料にしていて、名前も似ていて、瓶のラベルも似ている。では、食べくらべたらどうなのだろう……と、トライしてみました。以下、僕の食べたときの感想メモです。

見た目は、思ったより違っていてマーマイト(左)はご覧のようにちょっと赤みがかっているのに対してベジマイト(右)は真っ黒。またマーマイトは、すこし粘り気があるのに対してマーマイトは粘り気少ない。気になる味ですが、マーマイトは食べた瞬間「辛いっ!」っとひたすら塩っぱい。ただ、食べているうちに酸味も感じてきて、発酵味というか酵母味のようなものも感じてくる。正直、美味いとは思いませんが癖になる感じはありますね。うん、なしではない。一方ベジマイトは、マーマイトの「辛いっ!」ってのは若干弱いもののその後に苦味があって、酸味の代わりになんともいえぬ匂いがします。なんだろうこの匂いと味。鮒寿司とかの発酵系の苦手な味というよりも、どんよりと曇りがかったような味なんですよ。なんでしょうかこれ。このどんよりとした味を上手に表現したいのだけど、なんとも言えない感じでモヤモヤ。正直、マーマイトはまたちょっと食べてもいいけど、ベジマイトはもういいです。昼に食べたのに、ときおり胃からスーッと「マイト兄弟」の味がよみがえってきて困っているのでこれからアルコール消毒しよう。

どんな味か説明しづらいのですが、食べたら絶対に忘れない味。これが果たしてくせになるとか、美味しくなるのかはわかりませんが、どうもイギリスやオーストラリアでも、好きな人と嫌いな人に分かれるようで、それはこんなマーマイトのCMからもうかがい知ることができます。

www.youtube.comなんか笑えるCM。とにかく食べたら語りたくなる不思議な食べ物。撮影の残りが結構あるので、2月27日経堂のさばのゆさんのイベントで提供しますので、食べてみたい方、ぜひお越しくださいませ。イベントの詳細、以下です。

 

本は今月28日発売予定です。

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