昨日、実家の近くにある仁和寺で竜王戦が行われるというので、プチ帰省も兼ねて大盤解説会に参加してきました。
ドーン!京都の三大門のひとつに数えられる仁和寺の二王門。仁和寺は宇多天皇が作ったもので寺の中に御殿がある。言ってしまえば御所みたいなところですから、ここで竜王戦が行われるのは本当にすごいことですよ。
2時頃に着いたのですが、大盤解説会場はまだこんな感じ。ここで現地に観戦記を担当されている我らが高野先生(高野秀行六段)にお会いして、あちこち見て回ることに。
こちらが皇室専用門。仁和寺には御殿があり、そこで対局が行われるのです。
仁和寺の五重の塔。小さな頃は、このあたりでよく遊んだものでした。
高野先生との散歩から帰ってくると、大盤解説会参加者と先生方での仁和寺ツアーがあったので参加。貴重なところも見せてもらって、いい時間でした。
大盤は、村山慈明七段。「豊島さんは指すのが早いので、指していて長考させられると嬉しいんですよ」とおっしゃっていました(笑)。
久保先生と畠山先生も大盤に。左利きの久保先生は封じ手開封用に、初めて左利き用のハサミを購入したのだとか。「これがとても切りやすい」とのこと(笑)。
大盤解説会って初めて参加したのですが、勉強にもなるし楽しいし、とてもいい時間でした。先ほど2日目が始まって、さて勝負の行方はいかに。
そういえば、高野先生が「ホテルの客室担当の方が『初段になれるかな会議』のファンだったんですよ!」と喜んでおられて嬉しかったなぁ。「会議」シリーズも、続編の作業にまた着手しますので、こちらも楽しみにしていてくださいませ。