おかべたかしの編集記

執筆・編集の記録とお知らせと。

『くらべる京都』発売&2/25に大垣書店本店でトーク&サイン会をやります

昨年の夏から撮影を始めていた「目でみることば」シリーズ第12弾となる『くらべる京都』がまもなく発売となります。やっとできた。

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カバー写真は「西寺」跡。京都の東寺といえば、誰もが知る京都を代表する観光名所ですが、平安京が作られたときには、この「東寺」と対をなす「西寺」があった。今は史跡柱が残るだけですが、ここがまたきれいでいいところなんですよ。西寺を見学してから東寺を見れば、平安時代の京都がより豊かに想像できること間違いなし。

このようなアプローチを

「くらべて見つける京都の魅力」

とサブタイトルで名付けましたが、この狙いがよく生きたいい本になったと思います。

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京都の橋といえば「三条大橋」ですが「七条大橋」がこんなに素敵だなんてご存知でした?

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こんな見てたのしい「くらべる」は、京都の中だけでなく、他府県も対象にしています。たとえば千葉にある祇園

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この素朴でキュートな祇園、いいですよね。一目惚れしました。

また同じ千葉県に鴨川市というのがありますが、この名前は当地を流れる川が、京都の鴨川に似ていることがその由来とされています。でも「どこからの眺めが似ている」という定説はないというので、京都出身の私が、「じゃあどこが似ているのか調べてみよう」と行ってきました。

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ここなんか似てますよね。

このようにいろんな角度から京都を見てみた「くらべる京都」。週末には書店の店頭に並ぶかな。ぜひよろしくお願いします。それで発売を記念して、京都の四条烏丸にある大垣書店の本店で、トーク&サイン会を2月25日の火曜日に行います。

詳細はこちら。

www.books-ogaki.co.jp

山出カメラマンと、取材秘話などいろいろお話しますので、ぜひお越しくださいませ。