おかべたかしの編集記

執筆・編集の記録とお知らせと。

いいニュース クリッピング(2020.5.6)

いいニュースクリッピング。今日は、STAY HOME の楽しみ方に関する記事を中心に6本。

 

《1》Googleでアートを楽しむ方法

bijutsutecho.com「美術手帳」が指南するオンライン美術の楽しみ方。オンラインでいろんな美術に触れて「いつか本物を見たいな」欲を高めていくのは、なかなかよいですね。

 

《2》エアロバイクで日本縦断

omocoro.jpエアロバイクでのライドを、グーグルのストリートビューに反映させるという面白い試み。エアロバイクに初期搭載されれば、みんな楽しく自宅運動ができそう。外部サイトに日本縦断の地図があって日々見るのも面白い。現在、富良野あたりを走ってるのかな。

 

《3》オンライン飲み会10のポイント

note.comオンライン飲み会やってますか? 僕もちょいちょい楽しんでいるんですが、通常の飲み会と違うコツがありますね。そんなポイントのわかりやすい解説。ここでも指摘されているように「ちょっと早いかな」くらいのタイミングで「時間だからまたね」と終わるのが大切な気がしますね。僕は飲み物は白ワインのソーダ割りを愛用しています。あまり深酒しないよう軽く楽しむのがいいですね。

 

《4》STAY HOME 茨城県

www.pref.ibaraki.jp市長の積極的な発言で個人的にも注目している茨城県。お取り寄せや工作など、役立ち情報がまとめてあって大変有意義。各自治体でやってほしいですね。

 

《5》「河童のクゥと夏休み」 見たことありますか?

movies.yahoo.co.jpアマゾンプライムなどで、いろんな映画を見てる方も多いかと思いますが、昨日、娘と何気なく見たこちらの作品が染みました。人間の業の深さみたいなものが隠されず心が痛いところもあるけれど、だからこそピュアな部分のキラキラ光るところが生きているのでしょうか。あまり見たことのないタイプの映画でおすすめです。みなさんどんな感想を抱かれるかなぁ。

 

《6》赤江さん退院

www.tbsradio.jpこのブログを書いているときに舞い込んできた朗報。赤江さん早くよくなって、いろんな体験を語ってもらえたら。今はゆっくりおやすみください。

 

というわけで今日は6本。また更新します。 いいニュース通信社 岡部

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いいニュース クリッピング(2020.5.5)

いいニュースクリッピング。今日は5本。

 

 《1》医療従事者にヨックモックのクッキー無償提供

www.yokumoku.co.jp申請すれば、ヨックモックのクッキーが医療従事者に提供されるとか。合間、合間のエネルギー補給にぴったりですね。ヨックモック。久しぶりに僕も食べよう

 

《2》浅草の「ちんや」医療関係の皆さんは50%引き!

chinya-blog.com僕も取材でお世話になった浅草の老舗すきやき店の「ちんや」さんが、「せめてもの応援」ということで、医療関係の皆さんは50%引きとのこと。

 

《3》エムケイ京都市内で無償対応

www.nikkei.com京都のタクシー会社MKさんが、医療従事者の無料送迎を行うとのこと。京都だけでなく、MKがあるところは各地で行われるようです。

こういった医療従事者への応援が各地でたくさん行われています。医療従事者だけでなく、流通、物流、清掃など、今、必要な仕事に従事されている方に感謝。

 

《4》「のりこえよう」

events.yahoo.co.jpこちらはYahoo!で「のりこえよう」と検索されると10円が寄付されるというもの。みんなで「のりこえ」ましょう。

 

《5》たこ焼き器でシュウマイ・レシピ

macaro-ni.jpツイッターで話題の「たこ焼き器でシュウマイ」。調べてみると確かに簡単そうでこれはいいですね。我が家にはたこ焼き器、ないですが、買ってみっかなー。巣篭もり生活は、自宅でのこういったプチチャレンジを楽しむのがいいですね。

 

以上5本。また更新します。byいいニュース通信社(岡部)

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いいニュース クリッピング(2020.4.28)

いいニュースクリッピング。今日は4本です。

 

《1》「アートにエールを!東京プロジェクト」

www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp東京都が、アーティストからの動画を募集して、採用されれば出演料がひとりあたり10万円支払われるというプロジェクト。気休めにしかならないかもしれませんが、表現する場所があるというのは希望になるのではないでしょうか。アートやスポーツの火が消えませんよう。

 

《2》鳥取県・平井知事が語る「疑わしきはPCR検査」の理由

bunshun.jp今回のコロナ騒動で、首長の有能度といったものが可視化されているとお感じの方も多いでしょう。そんななか徹底的なPCR検査の実施で、県民から大きな支持を集めているのが、鳥取県の平井知事。その決断力やユニークさがよく伝わる良質な取材記事です。

 

《3》新型コロナウィルス感染症対策(その19)  -うらみ節 -

知事からのメッセージ 令和2年4月27日 | 和歌山県

このメッセージを発している和歌山県の仁坂知事も立派です。あと人柄が感じられるところもがとてもいい。こういった有事の際、自分のことば、自分の考えで発信することがとても大事と改めて感じます。

この文の中で、様々な「段階」について触れておられますが、この観点は国や東京都でも、もっと触れて欲しい。いつまでも「正念場」「重大局面」という抽象的な言い方ではなく、より具体的に触れることで、行動指針も生まれるのではないですかね。

 

《4》西東京市にマスク2万枚 中国籍の女子高生が寄贈

www.tokyo-np.co.jp「高齢者をコロナから守ろう」募金をしたという女子高生がマスク2万枚を西東京市に寄付したという話。SNSでの呼びかけに、いろんな人の賛同が集まって、こういう結果を出せるというのが、すごい。国でもなかなかできないことでも、個人の信用と熱意が成し遂げられる時代ですよね。こういったところに未来の希望をみる思いです。

 

以上4本。また更新します。byいいニュース通信社(岡部)

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「TEXT DOCTOR-文章のお医者さん-」始めました

コロナの影響は我が出版界にもけっこう出てまして、大手書店が軒並み閉店。アマゾンも、倉庫の人員不足らしく日用品優先で本は後回しとなり、なかなか新たな在庫を入れられないのだとか。それで、出版延期、企画見直しが、方々で起こっております。

 

ただ、こんなときだからこそ、新しい発信、実験的な試みができないかと考えて「テキストドクター」なるものを始めてみました。端的にいえば「文章のお医者さん」です。

textdoctor.online

僕は読みやすい原稿を書くスキルって、読みにくい原稿と格闘することで身につけられるものだと思っているのですが、これって普通の人はなかなかしないこと。編集者は、常にこういったことをしているので、経験のお裾分けができればなと。

 

プレゼン資料を作ったけど、この文章で伝わるかな? とか、今度みんなの前でスピーチする原稿を作ったけど、もっとわかりやすくならないかなとか、そういったとき原稿を送ってくれたら診断して治療します。治療する必要があまりない健康優良原稿は診断料安くします^^ ドメインをはじめ途上段階だらけですが、こんな思いつきでも、どんどん世に放っていくのが大事かなと。こんな時期ですが、いろいろ楽しくトライいければなと、高く明るい空を見ております。

いいニュース クリッピング(2020.4.23)

 いいニュースクリッピング。今日は4本。

 《1》スーパー「ライフ」従業員に総額3億円のボーナス

www.asahi.comスーパーで働いている人は、今、ヒーローですよね。いつも感謝。そんなスーパーでボーナスが支給されるという嬉しいニュース。こういったボーナス、欧米では「ヒーローボーナス」と言うのだとか。日々、篭って生活していると、家庭ゴミの量も普段より随分と多い。ゴミの収集業務にあたっておられる方もかなり大変なのでは? こういった方々にもヒーローボーナスが届いて欲しい。

 

《2》足立区がコロナウイルス自宅療養セットを支給

www.city.adachi.tokyo.jp

コロナ陽性者で、自宅療養する方に足立区から療養セットが支給されるという話。これはぜひ全国の自治体でお願いしたい。一人暮らしの方など、こういった制度があればだいぶ安心度が違うのでは? 区内の事業者が仕事をしていることもあり雇用にもつながっていて素晴らしい。今回のコロナ対策は、自治体ごとでアイデアを出し合っているので、いいものはどんどん真似してもらいたいですね。

 

《3》子どもの本屋さんを応援しよう

note.com絵本ライターさんによる「子どもの本屋さん」応援プロジェクト。今、本屋さんも苦境ですが、通販などで買って応援しようという試み。独立系書店の良質なリストにもなっています。いつかこんな本屋さんを回りたいな。

 

《4》Superfly LIVE!

www.youtube.com「ステイホーム」ということで、多くのアーティストが、過去のライブ映像をYouTubeで配信したり、独自の中継を行なっています。お気に入りのアーティストの活動などチェックしてみてはいかがでしょうか。僕はSuperflyのライブを見て、元気をもらいながら仕事をしております。

以上4本。また更新します。byいいニュース通信社(岡部)

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いいニュース クリッピング(2020.4.14)

前から「いいニュース」に特化したニュース配信を行おうと思っていたのですが、今こそ必要なのではと、このブログで記事のクリッピングから始めることとします。暗いニュースが多いですが、明るくなるニュース、アイデア溢れる試み、勇気が出るような記事を届けます。とりあえず週に1回くらいを目処に。そのうち取材もします。多分。

 

《1》燕市は帰省を自粛する学生の皆さんを応援します

東京つばめいと|燕市

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、燕市への帰省を自粛している、国が緊急事態宣言の対象とした区域に住む燕市出身の学生に対し、市内有志の皆さんからのご厚意で、燕市産のコシヒカリ5キロと手作りの布製マスク1枚などを送ります。

 →帰省を自粛している市外のみんなにお米と布マスクを送るという試み。「帰ってこないで!」というだけでなく、こういった企画に落とし込めるのは、アイデアと落ち着きと思いやりですよね。

 

《2》【1ビートルズはなれよう🚶🚶‍♂️🚶🚶‍♂️】

 

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「ソーシャルディスタンス」とか「2m離れよう」といった言葉が日々聞かれますが、それを上手に図案化したデザイナーさんの仕事。粋です。

 

《3》「大吉堂の福袋」

 大阪の「10代」をテーマにするという珍しい古書店の福袋。送料込みで1000円とは安い。どんなものが届くのか楽しみだよね。そこの10代の若者、どうですか。書店も図書館も閉まっているところが多いけれど、本を愛する人の気持ちは閉まってないです。

 

《4》#お家時間×小さいふデザインコンテスト 

quatrogats.com小さなお財布「ちいさいふ」で名高いクアトロガッツさんのお家時間プロジェクト。デザイン公募し、優秀作には、そのデザインで作られたちいさいふがプレゼントされるとか。子供たちのチャレンジにいかがでしょうか。

 

《5》福岡市が独自支援策を発表 50万円上限に店舗賃料の8割補助

www.nishinippon.co.jp福岡市が店舗賃料の8割補助するというニュース。こういった家賃補助で、どれだけ町の小さなお店が生き残れることだろう。この支援の動き、ぜひ加速させてもらいたい。そして国もぜひ見習ってもらいたい。

 

以上5本。また更新します。byいいニュース通信社(岡部)

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京都を歩くのが楽しくなる本

コロナウイルス騒動で、落ち着かない日々ですね。

騒動を受けて、京都の観光地も近年にないほど空いているとか。いつも混んでいる京都で辟易していた人も多いと思うので、これは逆にゆったりと京都を散策できるチャンスかもしれませんね。

『くらべる京都』でも書きましたが、京都は町を歩いて楽しいところです。京都は、明治以降に近代化を進めたことと、空襲の被害も少なかったことから、洋館や協会もたくさん残っています。寺社仏閣と洋館、そして鴨川。そして古くからある喫茶店と新しいカフェ、洋食屋。独自の進化をしている中華に、居酒屋、おばんざいのお店。ここにしかないものがたくさんあります。ぜひこれから春の陽気のなか京都を歩いて欲しい――。というわけで『くらべる京都』でも紹介した「町を歩きたくなる京都の本」をご紹介します。

 

 僕が好きな京都の本は、町を歩くのが楽しくなるものです。また京都の町を歩きたいな――。僕がそう感じた本をご紹介します。

 まず『京都カフェ散歩』(川口葉子・著/祥伝社黄金文庫)。副題に「喫茶都市をめぐる」とあるのですが、そう、京都は喫茶店が多い町。それも歴史ある名店と新しい店が混在しているところが魅力です。京都を歩くとき、この本をカバンに忍ばせておき、何か目的を終えたときパラパラめくって近くのカフェを探す――。これが楽しい。僕にとって、偶然のように素敵なカフェに導いてくれる本です。

『ひとり飲む、京都』(太田和彦・著/新潮文庫)は、著者である太田和彦さんが、夏と冬の1週間ずつ京都に滞在して町の酒場を巡った記録です。その間、寺社などの観光はいっさいせず、お酒を飲むだけですよ。もったいない! そんな声も聞こえてきそうですが、これが贅沢なのです。京都は、酒の酔いに身を任せて、ゆらゆら歩くだけでも楽しいんですよ。『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦・著/角川文庫)でも、京の町を歩く酔っ払いの描写が楽しいものなぁ。

 今回の本を作るうえで、とても参考になった一冊が『京都まちかど遺産めぐり』(千田稔 他・編著/ナカニシヤ出版)。タイトルからもわかるように、京都の町に何気なくある不思議なものにスポットを当て、それを遺産と称し紹介した本。本書でも触れた「ラジオ塔」だけでなく、その昔、夏まで氷を貯蔵していた「氷室跡」や「朱雀大路の痕跡」など、一般の本ではあまり扱っていない「京都の遺産」をわかりやすく解説してくれます。京都の町散策を、なんだか宝探しに変えてくれるような一冊です。

『戦争のなかの京都』(中西宏次・著/岩波ジュニア新書)も、京都の町を歩く時の視点を変えてくれる本です。昔から「京都には戦争被害がなかったと」いわれますが、実際には空襲もあり死者も出ています。この本を読むと、京都の町にもいろんな戦争の跡がある――。そんなことに気づかせてくれます。

 最後に紹介したいのが『マンガぼくらの京都』(淡交社)。京都の出版社・淡交社が主催した「ぼくらの京都 マンガコンテスト」に投稿された作品から選ばれた7作を収録したものですが、鍾馗さん、町家、鴨川など、そのテーマ群がとてもいい。多様なマンガを読んでいると、京都の町を新たな目で探索したくなってくるのがとてもいい。そして何より京都を舞台にしたマンガを公募するという心意気にしびれました。

 

ひとり飲む、京都 (新潮文庫)

ひとり飲む、京都 (新潮文庫)

 
戦争のなかの京都 (岩波ジュニア新書)

戦争のなかの京都 (岩波ジュニア新書)

  • 作者:中西 宏次
  • 発売日: 2009/12/18
  • メディア: 新書
 
マンガ ぼくらの京都 (淡交ムック)

マンガ ぼくらの京都 (淡交ムック)

  • 発売日: 2019/09/21
  • メディア: ムック
 
くらべる京都

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