おかべたかしの編集記

執筆・編集の記録とお知らせと。

「目でみる数字」できました

7年前に刊行した『目でみることば』からシリーズも重ねること13作目。新作「目でみる数字」ができました。

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その一例はこちら。一般的に《電柱の間隔はおよそ30m、バスの車体の全長はおよそ10m》とされていて、外で長さを把握するときの指標に使えるんですね。「写真で一目瞭然」&「自分たちで撮影をする」がモットーの我々にとっては、ここから「どうやって撮影しよう」と考えるのが腕の見せ所。ただ都内で試行錯誤するもなかなか思い通りに撮れず、山出カメラマンが「ちょっと千葉に行ってくるわっ!」と、締め切り寸前に撮影してきてくれたのが、こちらの写真。どうですか。完璧ですよね(笑)。電柱の間隔の3分の1のサイズに納まったバス。これぞ「目でみる数字」ではないでしょうか。

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もう一例がこちら。一寸法師の「一寸」とは「とても小さい」の意味ですが、本当に「一寸=およそ3.03センチ」だったら……と撮影したのがこちら。ちっさー(笑)。昔話通りの活躍をしようと思ったら五寸法師くらいないとダメですね。

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こちらは大変貴重な「本当に手が千本の千手観音像」。

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全長1.2キロにも及ぶ団地。

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実験ものもありまして、こちらは浮く野菜/沈む野菜。重さではなく、浮き沈みを決める要因は何でしょうか?

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カバーは、ハリセンボンくんです。

こうして「数字」がテーマでありながら、国語・算数・理科・社会、あらゆる分野の「数」が見て楽しめるものになりましたので、ぜひ家族で楽しんでくださいませ。

よろしくお願いします。

*銀座の教文館さん。日本橋丸善さんで、フェアをやっていただいているようです。お近くにお寄りの際は、ぜひ覗いてみてください。アマゾンもありますが、お近くの方は書店さんで買ってもらえたら嬉しく思います。

目でみる数字

目でみる数字

  • 作者:岡部敬史
  • 発売日: 2020/07/27
  • メディア: 単行本
 

 

 

いいニュース クリッピング(2020.5.25)

いいニュースクリッピング。今日は4本

 

《1》フェースシールドに願い込めて 東京・大田の町工場 1万枚無償提供へ

www.tokyo-np.co.jpコロナで仕事が減少した大田区の町工場が、医療現場で不足しているというフェイスシールドの制作を始め、これを無償提供しているというニュース。「人々を幸せにするモノづくりとは何なのか、コロナ禍で改めて考えさせられた」とは社長さんの弁。こういったものづくりの最前線の方の熱意・工夫・想いこそが、この国の財産なんだろうと改めて感じます。この国が大切にするものは、なんでしょうか。

 

《2》 コロナ禍の学生街を救いたい現役学生発サービス

forbesjapan.com学生街も苦境にあります。学生街は、本当に学生がいないと成り立たないところがあって、早稲田などもそのひとつ。今の人は、学生街の定食屋に行ったりしないのかな。最初は怖々入ってみるも、通ううちに我が家のようにくつろげる感じ。ありがたいものですよ。学生が立ち上げたこのサービスが、今の学生街が残る道筋になりますよう。

 

《3》レジ前ビニールにアート コロナ対策笑顔の空間に

www.saga-s.co.jpアートは、不要不急か欠かせないものか―。このコロナによって浮かび上がったひとつの命題です。でもこういった記事を見ると、改めてアートも私たちにとって必要不可欠なものだと感じます。

 

《4》コロナで激変した日常を後世に

mainichi.jpあるインタビューで将棋棋士羽生善治さんが、休校など勉学に大きな影響を受けている子供たちに向けて「歴史的な出来事をリアルタイムで学んでいる貴重な経験です」と話していました。今、この状況は歴史的な出来事である。日々の暮らしで、その歴史を学んでいると。北海道の浦幌町では「コロナな世相を語り継ごう」と題して、行事が中止になったチラシや手作りのマスクを集めて展示しているのだとか。「数十年後に振り返る時、役に立つ資料を集めるのは地域の博物館の役割」とは、企画した学芸員の方のことば。今、歴史的な出来事を体験している―。そう考えることで、軌道修正できることはけっこうあるのではないでしょうか。「学業の遅れ」とたまに目にしますが、子供たちは今もこの時間を学んでいるのでは――とも思うのです。

数十年後に振り返る時、役に立つ資料を集めるのは地域の博物館の役割」

 

また更新します。「いいニュース通信社」岡部

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いいニュースクリッピング(2020.5.12)

今日はいろんなネタから4本ほど

 

《1》軍隊をもたない国コスタリカ 感染抑止成功

www.nikkansports.comコロナを「全世界共通一次」と評した人がいました。つまり同じ問題を出されて、どう対処するのか、それによって点数付けがなされると。台湾、ニュージランドなど、世界から賞賛される国のひとつに、このコスタリカも入るかもしれませんね。コスタリカは軍隊をもたない国として名高いのですが、今回も《「われわれの最良のワクチンは、規律正しく教育のある国民と強固な保健制度だ。軍に投資せず、保健や年金、教育に多くを費やしてきたことが非常に重要だった」》とコメントしています。このコロナ期、実は世界地理や世界史を学ぶ、とても有益な機会。いろんな国のこと調べてみましょう。

 

《2》けん玉ブーム到来

news.yahoo.co.jp家遊びが見直されるなかで、けん玉に注目が集まっているのだとか。動画で技を見せたりするのにも、ちょうどいいということもあるんでしょうね。けん玉は、やりこむととても楽しく、僕も幼少期からよくやってました。楽しいですよ。ぜひどうでしょう。

 

《3》73歳 現役で寿司屋をやっています

note.com一人で仕入れから調理までこなすという73歳になる職人さんのNOTE。写真もきれいで、文章の実直で、こうやってみんな発信できるだなぁと改めて感じさせてくれます。これからどんな仕事であっても、真摯に自分の仕事をわかりやすく伝えることで、きっとファンはついてくる――そう願ってやみません。

 

《4》「恋は雨上がりのように」に撃ち抜かれる

www.youtube.com映画館もいけないのでアマゾンプライムなどネット配信される映画を見てる人も多いかと思います。僕もいろいろ見てるのですが、大泉洋さんつながりで、何の予備知識もなくふらっと見た「恋は雨上がりのように」に撃ち抜かれた! 大泉さんもいいけれど、ヒロインのしなやかさに感動。悪い人がひとりも出てこないのに、実にドラマッチクで、久しぶりにいい映画を見たと余韻にひたっております。書店が開かず映画に流れた感じの僕ですが、いやいや悪くないというかいいですね。こんな日々ですが、今までの生活では出会えなかったものに出会えるのがいいなと思っております。

また更新します。

いいニュース通信社 岡部

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いいニュースクリッピング(2020.5.8)

いいニュースクリッピング。今日は「営業再開」などの記事を中心に5本。

 

《1》「本は生活必需品であり、早期の営業再開を望む」紀伊国屋書店再開

this.kiji.is新宿の紀伊国屋書店が、時間短縮ながらも7日から平日の営業を再開。《「本は生活必需品であり、早期の営業再開を望む」要望の声が届いたとのこと》って嬉しい声ですね。

 

《2》三省堂書店、一部店舗で営業再開

www.books-sanseido.co.jpこちらは三省堂書店。神保町の本店など、都心部の一部で営業再開とのこと。ただ、沿線などの支店はまだ休業とのことです。

 

《3》「ありがとう」のドラえもんポスター

dora-world.com

《4》2m離れないと読めない広告

times.abema.tv岐阜新聞に掲載された面白い広告。2m離れようというソーシャルディスタンスをうまく表現したもので、2m離れることで「離れていても心はひとつ」というメッセージが読めるようになるという。いいね^^

 

《5》円山動物園のいま

bunshun.jp長い間、閉園している動物園は、いまどうなっているのか?というルポ。《何か普通じゃないことが起きている、ということは、はっきり理解していると思います》とは、オランウータンの飼育員の方のお言葉。本屋さんに行く、動物園に行く。なんでもない日常を僕たちは愛していたんだなと感じる日々です。なんでもない日常が早く戻りますように。

また更新します。いいニュース通信社。岡部

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いいニュース クリッピング(2020.5.6)

いいニュースクリッピング。今日は、STAY HOME の楽しみ方に関する記事を中心に6本。

 

《1》Googleでアートを楽しむ方法

bijutsutecho.com「美術手帳」が指南するオンライン美術の楽しみ方。オンラインでいろんな美術に触れて「いつか本物を見たいな」欲を高めていくのは、なかなかよいですね。

 

《2》エアロバイクで日本縦断

omocoro.jpエアロバイクでのライドを、グーグルのストリートビューに反映させるという面白い試み。エアロバイクに初期搭載されれば、みんな楽しく自宅運動ができそう。外部サイトに日本縦断の地図があって日々見るのも面白い。現在、富良野あたりを走ってるのかな。

 

《3》オンライン飲み会10のポイント

note.comオンライン飲み会やってますか? 僕もちょいちょい楽しんでいるんですが、通常の飲み会と違うコツがありますね。そんなポイントのわかりやすい解説。ここでも指摘されているように「ちょっと早いかな」くらいのタイミングで「時間だからまたね」と終わるのが大切な気がしますね。僕は飲み物は白ワインのソーダ割りを愛用しています。あまり深酒しないよう軽く楽しむのがいいですね。

 

《4》STAY HOME 茨城県

www.pref.ibaraki.jp市長の積極的な発言で個人的にも注目している茨城県。お取り寄せや工作など、役立ち情報がまとめてあって大変有意義。各自治体でやってほしいですね。

 

《5》「河童のクゥと夏休み」 見たことありますか?

movies.yahoo.co.jpアマゾンプライムなどで、いろんな映画を見てる方も多いかと思いますが、昨日、娘と何気なく見たこちらの作品が染みました。人間の業の深さみたいなものが隠されず心が痛いところもあるけれど、だからこそピュアな部分のキラキラ光るところが生きているのでしょうか。あまり見たことのないタイプの映画でおすすめです。みなさんどんな感想を抱かれるかなぁ。

 

《6》赤江さん退院

www.tbsradio.jpこのブログを書いているときに舞い込んできた朗報。赤江さん早くよくなって、いろんな体験を語ってもらえたら。今はゆっくりおやすみください。

 

というわけで今日は6本。また更新します。 いいニュース通信社 岡部

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いいニュース クリッピング(2020.5.5)

いいニュースクリッピング。今日は5本。

 

 《1》医療従事者にヨックモックのクッキー無償提供

www.yokumoku.co.jp申請すれば、ヨックモックのクッキーが医療従事者に提供されるとか。合間、合間のエネルギー補給にぴったりですね。ヨックモック。久しぶりに僕も食べよう

 

《2》浅草の「ちんや」医療関係の皆さんは50%引き!

chinya-blog.com僕も取材でお世話になった浅草の老舗すきやき店の「ちんや」さんが、「せめてもの応援」ということで、医療関係の皆さんは50%引きとのこと。

 

《3》エムケイ京都市内で無償対応

www.nikkei.com京都のタクシー会社MKさんが、医療従事者の無料送迎を行うとのこと。京都だけでなく、MKがあるところは各地で行われるようです。

こういった医療従事者への応援が各地でたくさん行われています。医療従事者だけでなく、流通、物流、清掃など、今、必要な仕事に従事されている方に感謝。

 

《4》「のりこえよう」

events.yahoo.co.jpこちらはYahoo!で「のりこえよう」と検索されると10円が寄付されるというもの。みんなで「のりこえ」ましょう。

 

《5》たこ焼き器でシュウマイ・レシピ

macaro-ni.jpツイッターで話題の「たこ焼き器でシュウマイ」。調べてみると確かに簡単そうでこれはいいですね。我が家にはたこ焼き器、ないですが、買ってみっかなー。巣篭もり生活は、自宅でのこういったプチチャレンジを楽しむのがいいですね。

 

以上5本。また更新します。byいいニュース通信社(岡部)

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いいニュース クリッピング(2020.4.28)

いいニュースクリッピング。今日は4本です。

 

《1》「アートにエールを!東京プロジェクト」

www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp東京都が、アーティストからの動画を募集して、採用されれば出演料がひとりあたり10万円支払われるというプロジェクト。気休めにしかならないかもしれませんが、表現する場所があるというのは希望になるのではないでしょうか。アートやスポーツの火が消えませんよう。

 

《2》鳥取県・平井知事が語る「疑わしきはPCR検査」の理由

bunshun.jp今回のコロナ騒動で、首長の有能度といったものが可視化されているとお感じの方も多いでしょう。そんななか徹底的なPCR検査の実施で、県民から大きな支持を集めているのが、鳥取県の平井知事。その決断力やユニークさがよく伝わる良質な取材記事です。

 

《3》新型コロナウィルス感染症対策(その19)  -うらみ節 -

知事からのメッセージ 令和2年4月27日 | 和歌山県

このメッセージを発している和歌山県の仁坂知事も立派です。あと人柄が感じられるところもがとてもいい。こういった有事の際、自分のことば、自分の考えで発信することがとても大事と改めて感じます。

この文の中で、様々な「段階」について触れておられますが、この観点は国や東京都でも、もっと触れて欲しい。いつまでも「正念場」「重大局面」という抽象的な言い方ではなく、より具体的に触れることで、行動指針も生まれるのではないですかね。

 

《4》西東京市にマスク2万枚 中国籍の女子高生が寄贈

www.tokyo-np.co.jp「高齢者をコロナから守ろう」募金をしたという女子高生がマスク2万枚を西東京市に寄付したという話。SNSでの呼びかけに、いろんな人の賛同が集まって、こういう結果を出せるというのが、すごい。国でもなかなかできないことでも、個人の信用と熱意が成し遂げられる時代ですよね。こういったところに未来の希望をみる思いです。

 

以上4本。また更新します。byいいニュース通信社(岡部)

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