おかべたかしの編集記

執筆・編集の記録とお知らせと。

「ちがい」をしらべてくれた少年。ありがとう

ツイッターで、嬉しい報告をいただいたのでメモしておきます。

「しらべるちがいのずか」を見て、自分も「どのみかんがおいしいか」調べてくれたとのこと。こういう報告で、この本作ってよかったーと心から思います。ありがとう少年!^^ 

この本で紹介した「からいシシトウをみわける」とか「生卵とゆで卵をみわける」とか「おいしいみかんを見つける」とか、ワークショップでやりたかったんだよなー。コロナが落ち着いたらぜひどこかでやりましょう。

 

シリーズ新作「歴史」と「方言」スタートしました

今年の『目でみることば』シリーズは、テーマを「歴史」と「方言」と決めて撮影を始めました。

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写真は、吉田茂が住んでいたというお家(再建)からの眺め。ここからの景色を吉田茂はたいそう愛していたそうで、それと同じものを見にきたのです。そう、このように「あの人と同じ景色を見る」が今回のテーマ。

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こちらは鎌倉武士が通っていた「鎌倉切通」と呼ばれる古道で山出さんが撮影してくれた俺です。こういった昔の人と同じものをたくさん見ていきたいと思います。

というわけで全国各地を旅して撮影していき、今年の夏には出したいなと思っているので、また応援よろしくお願いします。

それにはなんとしてもコロナを抑えてほしいんですけどね。どうなることやら。みなさんもご自愛ください!

 

あけましておめでとうございます

2022年、新年あけましておめでとうございます。

昨年は、コロナでいろいろ大変でしたが、今年は少しでも穏やかに、いろんな交流が生まれる年になるといいですね。

今年は、仕事で全国各地に行く計画しております。またよき本を作っていこうと思っておりますので、本年もよろしくお願いいたします。

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写真は、昨年、取材で出会った東京玩具の「笊かぶり犬」。「犬」に「竹」をかぶせると「笑」に見えるからこんな姿なのだとか。笑、多き年となりますよう。

小田急線の新宿駅から終点の片瀬江ノ島まで歩いてきた話

先日、小田急線の新宿駅から終点の片瀬江ノ島駅まで歩いてきたので、そのルポを書いてみます。

ある日、中3の息子と新宿まで買い物に来た帰り、なんとなく南新宿まで歩いてみたところ、なんだかとても楽しかった。電車から眺めみていた景色の側に立つのが面白く、そこから次の参宮橋まで歩いた帰りの車内で、ふと「終点の小田原まで歩いてみるか」と息子に言ったら「いいよ」というので、そんならやってみっかと挑戦することにしたのです。

前から歩くことには興味があり、京都出身で東京に住んでいるので「東海道踏破」的な記事を読むのは大好き。そんな記事のなかに、東京から小田原まで歩いて、次は小田原からその先へ……といった感じで挑戦している人がいることを知りました。なるほど。一気に歩かずとも、ある区間を歩いて次はその続きから始めればいいのか。そう思うと、小田急線の経堂駅に住んでいる僕にとっては、とても気軽にできそうでいいなと。それで挑戦した記録が以下のようなものです。

1日目 新宿→南新宿→参宮橋
2日目 参宮橋→代々木八幡→代々木上原→東北沢→下北沢→世田谷代田
3日目 世田谷代田→梅ヶ丘→豪徳寺→経堂→千歳船橋祖師ヶ谷大蔵成城学園前→喜多見→狛江
4日目。狛江→和泉多摩川→登戸→向ヶ丘遊園→生田→読売ランド前→百合ヶ丘→新百合ヶ丘
5日目。新百合ヶ丘→柿生→鶴川→玉川学園前→町田
6日目。町田→相模大野→東林間→中央林間→南林間→鶴間→大和→桜ヶ丘
7日目。桜ヶ丘→高座渋谷→長後→湘南台六会日大前→善行→藤沢本町→藤沢
8日目。藤沢→本鵠沼鵠沼海岸片瀬江ノ島

というわけでのべ8日の挑戦。どの日も最長で4時間くらい。歩数にして2万数千歩が最大です。ん? 小田原まで行くのではなかったのかと疑問に思われるでしょうが、Facebookで途中経過を報告しているとき小田原行きは次回にして今回は片瀬江ノ島にしてみたらとアドバイスをもらったのです。

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これが小田急線の路線図ですが、相模大野から小田原に行と片瀬江ノ島行に分かれるんですが、小田原方面は山間部も通りかなりしんどいというので、近くの片瀬江ノ島に行くかと進路変更をしたのでした。

とはいえ楽な道ばかりではないので、僕なりのしんどい駅間ベスト3を発表します。

1位 鶴川→玉川学園駅/ここはつらかった。駅間が長いのもあるけど、線路沿いを歩くことができず、山に宅地造成されたところを地図を見ながら歩いて45分くらいかかりますかね。この後の玉川学園→町田の間も距離が長く、鶴川→町田の間が、この沿線ウォーク最大の難所といえるでしょう。

2位 鶴間→大和/ここも駅間が長い。線路沿いをずーっと歩けるももの、歩いても歩いても駅が見えない感じがすごい。とても印象に残る駅間です。

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3位 生田→読売ランド前向ヶ丘遊園からだいぶ歩く道が変わってきて、国道沿いを車と歩くことになるんですが、これがなかなかしんどい。車の音が思いの外プレッシャーになるので、できるだけ車のそばを歩かないのがひとつのポイントだと思いました。

ただ「ここはつらかった」というところは、帰りの電車から眺め見るのも楽しく、思い出深い区間ともいえます。そう、歩く前はただの通過駅だったのが、歩いてみるとその体験ごと浮かびあがってきて、車窓から眺めているだけでも楽しく思えるところがとてもいいチャレンジです。また地震などで電車が止まったときも、自分がどれだけ歩けるか体験として知ることができるので、そんな観点からもおすすめ。思い立ったとき気軽に挑戦できるので、ぜひみなさんも沿線ウォークやってみてはいかがでしょうか。

中3という以前ほど話さなくなった息子ともよく話す機会になってそれもよかったなと思っています。次は、二人で山手線一周に挑戦する予定です。

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これは今回の挑戦でいちばんの眺め。善行から少し行った先の高台からの眺めで小田急線がとてもきれいに見えました。

将棋ペン倶楽部 掲載御礼

第33回将棋ペンクラブ大賞において『将棋「初段になれるかな」大会議』が技術部門の優秀賞をいただきました。昨日、発送していただいた「将棋ペン倶楽部」の2021年・秋号に我々の受賞の挨拶が掲載されていますので、機会ありましたらご覧ください。

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さくらはな。さんが、受賞記念に描いてくれたイラスト。最高だな。宝物ができました。

「将棋ペン倶楽部」さんは、こういった将棋にまつわる執筆・出版の懸賞活動をされていて、本当にありがたいです。私たち文筆業は、こういったご褒美を力にまた本を作ることができます(いろんな業界にこういった活動、派生しないかなー。派生してくれると嬉しいなー)。ありがとうございました。御礼まで。

 

「しらべるちがいのずかん」を読んで「からいシシトウ」を当てよう

新刊「しらべるちがいのずかん」発売になりました。

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作ろうと思ったきっかけは「からいシシトウって当てられる?」という素朴な疑問でした。あのからいシシトウを見るだけで当てたらすごくない? そう思って、スーパーで買ってきたシシトウを並べて写真に撮って「このなかでどれがからい?」と、facebookにアップしたら、お友達の唐辛子やさんがズバリ当てて驚いたのです。そして我が家の妻もズバリ当てて、なお驚いたのです。なんでわかるの? そう思ってカメラマンの山出さんと、たくさんシシトウを買ってきて観察し続けた結果、からいシシトウを見分けるコツを掴むことができたのです。f:id:okataco:20210829181812p:plain

ここから得た哲学は「とにかくじっくり観察すると思わぬ発見がある」。そこでいろんなものを「かんさつする」「しらべる」楽しさを伝えようとしたのが、この本の第一の魅力でしょうか。生卵とゆで卵の見分け方にもトライしました。

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「光をあてる」「まわす」といったよく知られた方法だけでなく、見ただけで見分ける方法も発見しましたよ。あと沈む氷の作り方とか。

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あとかわいい動物たちの見分け方も紹介しています。こちらはチンアナゴとニシキアナゴ。

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あと旧作からの再編集も半分くらい織り交ぜて、幅広いジャンルで「しらべる」「みつける」「くらべる」を楽しんでもらえる一冊となりました。総ルビでお子さんも読めます。子どもに読んであげようと思ったお父さん&お母さんがびっくり! そこを狙って作ってますので、ぜひご家族で楽しんでください。デザイナーのサトウミユキさんも楽しんで作ってくれました。この本扉とかサイコー。

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こちら「はじめに」です。

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どうかお気に入りの書店さんでお買い求めください。きっと楽しいですよ。
お近くに書店さんがない方はこちらでどうぞ。

 ぜひ「からいシシトウ」を当てられるようになって、一目置かれてくださいね。