今年1月1日の「東京新聞」に「おいしい読書」という記事が載っていました。
食と本の関係。本における「美味しい」の表現については、とても興味があって大好きです。正月、早々、そんないい特集があったので、そこで紹介されていたことを備忘録として書いておきます。
ちなみに良き記事、特に情報系は、こうやってブログにまとめるのが、いちばん情報が活きるなーと思う昨今。昔は、記事を切り取ってファイリングしてたのですが、見ないねーファイル。というわけで、今年は豆にここに活かしたい情報をまとめていきます。
さて「おいしい読書」で、いちばんそそられたのは、東京・駒場の日本近代文学館にある文学カフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」。ここは小説に出て来る料理が実際に味わえるんだとか。ここ行きたいんですよねー。近いからそのうち行こう行こう。
あとは、ここで紹介されていた本をざざっとメモっておきます。
↑池波作品でいちばん好き。島耕作のお爺さんバージョンがこの物語の主人公である秋山小兵衛だと思うのだけど、このおばあさんに位置する物語を書けばヒットすると思うなー。
ま、向田作品は外せない。
ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50
- 作者: 福田里香,オノ・ナツメ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 単行本
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この本の著者・福田里香さんが「フード三原則」ってのを唱えておられて面白い。いわく《善人はおいしそうに食べる。正体不明は何を食べない。悪人は食べ物を粗末に扱う》 なるほど。
これは映画がいい。
これは装丁が好き。
みをつくし料理帖(全10巻)+みをつくし献立帖(1巻) (ハルキ文庫 た 時代小説文庫)
- 作者: 高田郁
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2014/09
- メディア: 単行本
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このシリーズ未読なんだなー。
あと、石黒謙吾さんも定期ゼミをやってる荻窪の「6次元」も紹介されていた。今年はどこかでお邪魔しよう。