おかべたかしの編集記

執筆・編集の記録とお知らせと。

「おいしい読書」に出ていた本リスト

今年1月1日の「東京新聞」に「おいしい読書」という記事が載っていました。

食と本の関係。本における「美味しい」の表現については、とても興味があって大好きです。正月、早々、そんないい特集があったので、そこで紹介されていたことを備忘録として書いておきます。

ちなみに良き記事、特に情報系は、こうやってブログにまとめるのが、いちばん情報が活きるなーと思う昨今。昔は、記事を切り取ってファイリングしてたのですが、見ないねーファイル。というわけで、今年は豆にここに活かしたい情報をまとめていきます。

さて「おいしい読書」で、いちばんそそられたのは、東京・駒場日本近代文学館にある文学カフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」。ここは小説に出て来る料理が実際に味わえるんだとか。ここ行きたいんですよねー。近いからそのうち行こう行こう。

あとは、ここで紹介されていた本をざざっとメモっておきます。

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)

 

 ↑池波作品でいちばん好き。島耕作のお爺さんバージョンがこの物語の主人公である秋山小兵衛だと思うのだけど、このおばあさんに位置する物語を書けばヒットすると思うなー。

阿修羅のごとく (文春文庫)

阿修羅のごとく (文春文庫)

 

 ま、向田作品は外せない。

この本の著者・福田里香さんが「フード三原則」ってのを唱えておられて面白い。いわく《善人はおいしそうに食べる。正体不明は何を食べない。悪人は食べ物を粗末に扱う》 なるほど。

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)

 

 これは映画がいい。

かもめ食堂 [DVD]

かもめ食堂 [DVD]

 
ランチのアッコちゃん

ランチのアッコちゃん

 

これは装丁が好き。

 このシリーズ未読なんだなー。

あと、石黒謙吾さんも定期ゼミをやってる荻窪の「6次元」も紹介されていた。今年はどこかでお邪魔しよう。