パタパタとGWは終わりましたが、その序盤の4月29日、世田谷区が主催する将棋大会「花みず木竜王戦」が行われ、小6の息子が参加しました。
小学校の低学年、高学年、中学生の3部門に分かれて優勝を目指すこの大会。各組60人ほどが参加するのですが、昨今の将棋ブームを受けて、まず抽選を突破して参加することがなかなかに困難。会場となった小学校の体育館には、抽選をパスした将棋好きな子供たちが集いました。棋士の先生方も参列されて、ピーンと緊張感のある会場の空気はなかなかよいものですね。子供たちは、みんな姿勢も礼儀もよく、見ていて清々しいものがありましたよ。さて息子ですが、幸運なことに予選を勝ち抜き、決勝戦へと駒を進めました。
大盤解説は島朗さん。そして聞き手は谷口女流というなんとも羨ましい状況で、多くの人に見守られながら対局。
決勝戦は、いつもの思い切りの良さが出せず残念でしたが、忘れがたい光景を見せてくれました。将棋、好きでよかったねぇ。ご苦労様。
息子が副賞にといただいた鈴木環那女流の扇子。ほんと達筆で素敵ですねぇ。「夢は希望」ということばもいいね。ほんとに夢は持てるだけで幸せなこと。息子は棋士を夢見ているわけではないと思うけれど、一生楽しめる趣味が持てて本当によかった。将棋がとりもついろんな縁に感謝したGWでした。