先日「梅田蔦屋書店のフリーペーパーで知って『目でみることば』を読みました」と、読者の方からメールをいただきました。
はて。それはどういうものか、東京書籍の営業の方にお聞きしたら、問い合わせの上、現物を送ってくださったのでご紹介します。
「読書の学校」とは、大阪の梅田蔦屋で定期的に行っているイベントなのだとか。協賛・協力にいくつかの出版社が名を連ねておられますが、そのなかの「遊泳舎」さんが『目でみることば』を取り上げてくださいました。
「現代の古典」というテーマに「生まれ変わる」という切り口での選書3冊です。
「すでに世の中に存在しているもの、日常に定着しているものをもう一度見つめ直し、新たな形で生まれ変わらせることで、時代をまたいで生き残ってきた本があります。形式を変えながら、魂を受け継いでいく力強い三冊を選びました」
とのコメント。この「すでに世の中にあるものを見つめ直す」というのは、近年、自然と意識している僕の中での企画のありようです。新しい企画として、その題材ではなく、切り口をいかに楽しく面白くするか。題材は普遍的なものであっていいんだろう。そう考えています。またひとつ嬉しいご褒美をいただきました。感謝。
遊泳舎は、できたばかりの小さな出版社です。ホームページなど拝見すると、その意気など共感するところが多く、刊行物などと出会うのが楽しみになりました。