『将棋「観る将になれるかな」会議』の見本が到着しました。「初段会議」に続く、楽しい第2弾、ぜひ手にとってみてください。
さて、本書は「将棋を観るファン」を指す「観る将」ということばをタイトルに使っていますが、この「◯◯将」という言葉には、いったいどれくらいのバリエーションがあるのでしょうか。先日、ちょっと疑問に思ってツイッターで聞いてみたところ、いろいろ教えていただいたのでまとめてみました。
◎「指す将」……将棋を指す人。
◎「観る将」……観る人。
◎「撮る将」……棋士の姿などをカメラに撮る人。直江雨続さんとか有名ですよね。
◎「描く将」……棋士の姿などを絵に描く人。さくらはな。さんも描く将ですね。
◎「飲む将」……将棋の話題を肴にお酒を飲む人。「雁木」や「銀冠」など将棋ことばにまつわるお酒もけっこうありますね。
◎「読む将」……将棋の観戦記や小説、ライトノベルなどを楽しむ人。
◎「ネタ将」……このあたりから定義に自信がないですが、将棋をネタにいろんな創作を楽しむ人かなぁ^^;
◎「寝る将」……将棋の中継を見ながら寝てしまう人^^ これツイッターで教えてもらったのですが、たしかに中継見ながら寝ちゃいますよね。
◎「弾く将」……これもツイッターで教えてもらったのですが、将棋に関する楽曲を弾く方もおられるんですねぇ。
たとえばこんなの。おぉ将棋フォーカスだ^^
とりあえずこんなところですかね。
「観る将」ということばは、たとえ将棋が下手であってもみんなで集い、楽しく将棋の話ができるってことを示してくれた魔法のような言葉だと感じています。少しおおげさかもしれませんが「観ることに」市民権を与えてくれたような。
これからもっと将棋を観るファンが増えてくれるといいなと。この本がその一役にでもなれば、とても嬉しいねと、高野先生、さくらさんたちと話しております。明日6月30日発売、よろしくお願いいたします。