『将棋「観る将になれるかな」会議』、本日、発売となります。
将棋中継を見ていて「不思議に思うことば」ってありますよね。僕の場合はたとえば「受けの棋風」が、ずっと不思議でした。プロは総じて受けが強い。そのなかでも「受けの棋風」とはどういう人か。高野先生が丁寧に説明してくれた後「麻雀でいえば、夜中の3時になっても丁寧に降りられる人ですかね」と言ってくれて大笑い。こんな楽しくわかりやすい解説盛りだくさんとなっていますので、よろしくお願いします。
さて今日は、好きな小見出しを紹介してみましょう。ひとつはこれかな。
本書のひとつの目玉に「棋風チャート」があります。棋士は「居飛車/振り飛車」と「攻めの棋風/受けの棋風」によっておおよそ分類されるのですが、こういった性格付けを高野先生がわかりやすいチャートにしてくれました。ただ、この枠のなかに収めることができない棋士が3人いる。それがこのお三方。実に楽しい分類表になっていますのでぜひご覧ください。
もうひとつは、これかな。
「話すのが遅い」と注意されて……
今回「女流棋士」のついてもご紹介したいと、安食総子先生にインタビューしたのですが、そのなかでアナウンス講習を受けた話をしてくださいました。そこで、講師の先生から安食さんが注意された一言なのですが、高野先生の「そ、それは難しい注文だよね(笑)」という受けも素晴らしく(笑)。
ぜひ安食先生のインタビューもお楽しみください。
今日は、NHKの将棋フォーカスで「観る将」特集があり、また社団戦も行われていますね。ぜひ楽しい将棋ライフに「観る将会議」よろしくお願いします。