新刊「しらべるちがいのずかん」発売になりました。
作ろうと思ったきっかけは「からいシシトウって当てられる?」という素朴な疑問でした。あのからいシシトウを見るだけで当てたらすごくない? そう思って、スーパーで買ってきたシシトウを並べて写真に撮って「このなかでどれがからい?」と、facebookにアップしたら、お友達の唐辛子やさんがズバリ当てて驚いたのです。そして我が家の妻もズバリ当てて、なお驚いたのです。なんでわかるの? そう思ってカメラマンの山出さんと、たくさんシシトウを買ってきて観察し続けた結果、からいシシトウを見分けるコツを掴むことができたのです。
ここから得た哲学は「とにかくじっくり観察すると思わぬ発見がある」。そこでいろんなものを「かんさつする」「しらべる」楽しさを伝えようとしたのが、この本の第一の魅力でしょうか。生卵とゆで卵の見分け方にもトライしました。
「光をあてる」「まわす」といったよく知られた方法だけでなく、見ただけで見分ける方法も発見しましたよ。あと沈む氷の作り方とか。
あとかわいい動物たちの見分け方も紹介しています。こちらはチンアナゴとニシキアナゴ。
あと旧作からの再編集も半分くらい織り交ぜて、幅広いジャンルで「しらべる」「みつける」「くらべる」を楽しんでもらえる一冊となりました。総ルビでお子さんも読めます。子どもに読んであげようと思ったお父さん&お母さんがびっくり! そこを狙って作ってますので、ぜひご家族で楽しんでください。デザイナーのサトウミユキさんも楽しんで作ってくれました。この本扉とかサイコー。
こちら「はじめに」です。
どうかお気に入りの書店さんでお買い求めください。きっと楽しいですよ。
お近くに書店さんがない方はこちらでどうぞ。
ぜひ「からいシシトウ」を当てられるようになって、一目置かれてくださいね。