おかべたかしの編集記

執筆・編集の記録とお知らせと。

『しらべるつながりのずかん』発売

『目でみることば』シリーズ20冊目の節目となる『しらべるつながりのずかん』が出ました。

今回は、一見すると、どういうつながりなのかわからないものを提示して、その「つながり」を考えてもらうという趣向です。
1章は2つの写真の関係を考えてもらうパート。

たとえば、サザンカスイセンからは「冬に咲く花」というつながりが浮かび上がります。

竹と電球には、どんなつながりがあるでしょうか? と読み聞かせに使ってください。
2章は、そのつながりから一歩踏み込んで「しらべる」パート。

「ハスの葉っぱ」と「ヨーグルトのふた」から浮かぶ「バイオミメティクス」というテクノロジーをしらべています。

「カミナリ」と「キノコ」には、どんなつながりがあるでしょうか?

このように子供だけでなく、大人にとっても難問が多いと思います。でも解説を見ると「え!」とか「そうなんだ!」という驚きとともに新しい知識が入ります。
学校だけでなく、シニアの集会や施設でも使ってくれたらなーと。
今年、父を亡くしたのですが、晩年、父がそういった施設で世話になっていて、みんなで本を読んでいたりしたのを見て、ふとそんな使い方をしてくれたら嬉しいなと思ったりしました。
ぜひ、多くの方に手にとってもらって、楽しんでもらえたら嬉しいです。