おかべたかしの編集記

読書・執筆・育児の記録と、お知らせと。

京都の赤垣屋と年の瀬室町幕府

この年の瀬も、京都に帰省しておりました。

この間、来年刊行予定本のロケハンと称してちょっと探索してきたので、その報告を少し。まず、『目でみることば』シリーズは来年「東西文化」をテーマに挑むので、京都の老舗居酒屋を覗いてみようと伺ったのが「赤垣屋」さん。

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いやー、ここが実に素晴らしい店だったのです。まずお店の方々が折目正しく、威勢良く丁寧でとても心地よい。料理も、焼き鳥、刺身、おでんとメニューは極めてスタンダードなのですが、細かい仕事が丹念にされていてとても美味しい。ちょっと酔っててピンぼけですが、この皮とか過去最高の逸品でした。

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わかる人にはわかることを書くと、東京の荒木町「ととや」に似た素晴らしき正統派老舗。居酒屋としては、なかなかこのレベルはないんじゃないでしょうかね。東西文化としては、おでんの蛸が旨かった。また行きたい。

それで、今日は「室町幕府」を探しに京都の町をテクテクと。来年の春に刊行予定の本で室町時代のことを書いたのですが、そのとき「そういや室町幕府ってどこにあったんだっけ?」と思って調べて赴いてみました。

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ジャーン。これが室町幕府です。今回調べて初めて知ったのですが、室町幕府の跡を示す史跡って本当にないんですね。そんななか唯一あるのは、当時、室町幕府が「花の御所」と呼ばれていたことにちなんだこの史跡。でも、室町幕府とも書かれていないので、見る人が見ないと何のことやらわからない。

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場所は烏丸今出川同志社を望む「大聖寺」に史跡があり、これは本当に御所の斜向い。ほとんど御所に隣接する形で室町幕府はあったんですねぇ。

さて、そういうわけで、今年も終わり。来年も頑張りますのでよろしくお願いします。

良いお年を!