明日発売の『目でみることば 有頂天』の中で、山出カメラマンが一際頑張って追いかけたのが雀です。「雀百まで踊りを忘れず」ということばを体現する写真が、なかなか撮れず粘って粘って撮った一枚が素晴らしい。その作品は本のなかで見てもらいたいのですが、この候補作も素晴らしいんだよなー。
「〝踊り〟が足りないよね」ということで別案にしましたが実にかわいい。そうそう身近過ぎてあまり目がいきませんが、雀ってかわいいんですよね。
ことばの由来を写真に収める『目でみることば』は、このように身近な草木や鳥の美しさに気づけることだなーと思っています。
「これなんて花だっけ?」「あの鳥の名前なんだろ?」
こんな意識が、この本を作るようになってすごく高まったのですが、今まで見えていなかったものが見えるようになる感覚はとても心地よいもの。読んでくださった方が、少しでもそんな感覚になれば嬉しいなと思っております。
*全国的には明日発売ですが、Amazonはもう売ってます。