いろんな言葉の由来を写真に撮っている『目でみることば』で、もっとも撮るのが難しいのが「メジロ押し」。行列する様を形容するこの言葉は、メジロが枝にぎゅぎゅと詰め合って並ぶことに由来するのですが、これがなかなか見ることができない。そんなわけで常日頃からメジロを気にかけているんですが、今日、我が家の前にメジロがやってきたのです。
手持ちのカメラでこんなにクリアに撮れたの初めて!
ほら、メジロ3匹いるでしょ。
実は、家の窓からメジロが見えたので、静かに外に出て近づいてみたのですが、これが意外なことにあまり逃げない。そう、こないだ山出カメラマンにも聞いたのですが、メジロってそれほど警戒心が強いというわけではないんですよね。この程度まで近づくことができる。それで、これからも来てくれるように枝にミカンを指してみると、ちゃんと食べてくれた。
ま、メジロがたくさんいるのと、メジロ押ししているのは、かなりの差があって、しかもそれを誌面で使えるレベルで撮影するというのは、かなり難関であることには変わりないんですが、なんかちょっと希望の光りが見えた気分! なんとかこの冬にメジロ押しが撮れますよーに。