今年の初め「zine」という言葉を知りました。アメリカ発の「magazine」から生まれた造語で、デザイン性豊かなミニコミを意味するといいます。いくつか見ると本当に自由。なかには旅の記録を大きな1枚の紙に印刷して、旅先で買ったと思われる唐辛子を一本同封しているzineもあった。今の本は「類書データは?」など、既存の枠に収めようと窮屈なので、この自由な媒体で何かしたいなと思っていたら「さばのゆ」仲間の、塩麹研究家でイラストレーターの「おのみさ」さんが「いっしょにやりましょー!」と言ってくれたので年始あたりからコツコツ作っていたzine 「マチノミ」がついに完成しました。
このzine「マチノミ」は、町の酒場を応援すべく、お酒に関するエッセイなどをで構成したものですが、自由なzineだけに、付録をつけたり、酒場で売ったりと、いろんな新しい挑戦をしたいと思っています。創刊号は、これまた「さばのゆ」でご縁をいただいた大阪の七味メーカー向井珍味堂さんの「ポケット七味」付!
今回、このzine作りでいろんな経験をさせてもらったので、これからもいろんなzineを作っていきたいと思います。本はもっと自由でいい! これが僕の信条です。
近い将来、zineフェスを開いて、いろんなzineを見てもらいたいなと思っています。もちろん会場には素敵なバーテンダーに来てもらってzineトニックを作ってもらいたいな^^ いろいろ楽しい計画が浮かんでおりまして、こちらのフェイスブックページで更新していきますので、よければご覧ください。
あと、本日、19時から、経堂「さばのゆ」で、この「マチノミ」の先行発売イベントを行います。
本の新しい形のひとつとなり得るzine。手にとってもらい、いろんな「やりたいこと」をみなさんで話せればと思います。