図書館で何気なく借りた、この長い名前の本が実に素晴らしかったのでご紹介。
「14歳の世渡り術シリーズ」というレーベルのこの本、タイトル以上でもタイトル以下でもない、いわばブックガイド。ただこのタイトル(=コンセプト)が、選者の方の魂を揺さぶったのか、ブックガイドの域を超えた良質な若者へのメッセージ集となっています。広く読まれて欲しい名著と感じたし、こんな本を作ろうと発想した編集者の気骨にも感服。図書館に返したら、本屋で買ってきます。気になった本を、備忘録代わりにメモしておこう。
- 作者: ジュール・ルナール,Jules Renard,岸田国士
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1954/04/19
- メディア: 文庫
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工藤直子さん推薦。生き物のイラストに添えられた素敵な詩文。
ホンマタカシさん推薦。
山崎ナオコーラさん「ガラス細工のような小説」と推薦。読み返してみたくなる。
橘木俊詔さん推薦。
恩田陸さん推薦。「アンチミステリー」と呼ばれる歴史的快作。以下の2作と共に日本探偵小説史上の三大奇書と称されるんだとか。
あと、これも印象に残った。
- 作者: E.ナーゲル,J.R.ニューマン,Ernest Nagel,James Newman,林一
- 出版社/メーカー: 白揚社
- 発売日: 1999/03
- メディア: 単行本
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大澤真幸さん推薦。
この本も、紹介されている本も、よき本でした。