まんが王国・高知の大イベント「第四回全国漫画家大会議 inまんが王国・土佐」。こちらに出席されるみなもと太郎先生のトークショーの聞き手役を拝命して、一泊二日で高知に行ってまいりました。実に楽しかったので旅レポをお届けします。
メイン会場となったのは「高知市文化プラザかるぽーと」。20名を超える漫画家が集合してトークショーや実演など、様々な催し物が開かれました。我らがみなもと先生は、オープニングでの挨拶や、宴会での乾杯の発声など、大役を一手に引き受けられておられ「なんでワシなの^^;」とずっと嘆かれつつも、見事に務めておられました。トップバッターだったトークショーも楽しく和やかに終了。そしてその日の夜には「おきゃく」という宴会にご招待いただきました。
中央公園にたくさんの屋台とテントが並び、ちょっとしたオクトーバーフェストのような趣ですが、こんな「べろべろの神様」が中央に鎮座されているからオクトーバーフェストとは全然違いますね^^
きれいな芸妓さんも、会場に花を添えてくださいました。
「おきゃく」の会場においてあったこれが「べくはい」と呼ばれる盃なんですが、ご覧のような形をしているから下に置けない。つまり必ず飲み干さねばならない盃というわけです。左下に置いてあるのがコマで、このコマが指し示した人が、提示された絵柄の盃で飲む。当然、天狗がいちばん大きくてひょっとこの6倍あるのだとか。僕も、少し参加しましたが、これはベロベロになりますよ(笑)
そんな「おきゃく」会場でみたこんな広告「たっすいがは、いかん!」。どういう意味なのでしょうか。聞くところ「たっすい」というのは「薄い」ということで、「うすいのはダメ」つまり「濃いラガービールがいいよね〜」ということのようです。この他県の人にとっては意味不明な広告、結構評判のようで、この影響もありキリンビールは高知ですごく売れているのだとか。そういえば、こんな本あったなぁ。未読ですがこんど読んでみよう。
キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書)
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翌日は、快晴。高知の街をいろいろ散策しました。歴史の街だけあって、ちょっと歩けばいろんな史跡に出会えます。
これは最近、興味ある中江兆民の誕生の地。
こちらは吉田東洋の暗殺の地。
こちらは武市半平太、終焉の地とみなもと太郎先生。先生は、本当にいい方。周りの人みんなに気を配ってくださってくださるとても優しい方で、そんな先生とご一緒できとても思い出深い旅となりました。高知の方からも大変なおもてなしをいただきまして、改めて御礼申し上げます。高知、惚れてしまいました^^ またぜひ遊びに行きたいと思います。人と酒と食べ物、すべて素敵な場所でした(花粉も少なかったし!)
*みなもと先生の「風雲児たち」ですが、正月時代劇が今度DVDになるのだとか。見逃した方、ぜひご覧ください。