おかべたかしの編集記

執筆・編集の記録とお知らせと。

いいニュース クリッピング(2020.5.25)

いいニュースクリッピング。今日は4本

 

《1》フェースシールドに願い込めて 東京・大田の町工場 1万枚無償提供へ

www.tokyo-np.co.jpコロナで仕事が減少した大田区の町工場が、医療現場で不足しているというフェイスシールドの制作を始め、これを無償提供しているというニュース。「人々を幸せにするモノづくりとは何なのか、コロナ禍で改めて考えさせられた」とは社長さんの弁。こういったものづくりの最前線の方の熱意・工夫・想いこそが、この国の財産なんだろうと改めて感じます。この国が大切にするものは、なんでしょうか。

 

《2》 コロナ禍の学生街を救いたい現役学生発サービス

forbesjapan.com学生街も苦境にあります。学生街は、本当に学生がいないと成り立たないところがあって、早稲田などもそのひとつ。今の人は、学生街の定食屋に行ったりしないのかな。最初は怖々入ってみるも、通ううちに我が家のようにくつろげる感じ。ありがたいものですよ。学生が立ち上げたこのサービスが、今の学生街が残る道筋になりますよう。

 

《3》レジ前ビニールにアート コロナ対策笑顔の空間に

www.saga-s.co.jpアートは、不要不急か欠かせないものか―。このコロナによって浮かび上がったひとつの命題です。でもこういった記事を見ると、改めてアートも私たちにとって必要不可欠なものだと感じます。

 

《4》コロナで激変した日常を後世に

mainichi.jpあるインタビューで将棋棋士羽生善治さんが、休校など勉学に大きな影響を受けている子供たちに向けて「歴史的な出来事をリアルタイムで学んでいる貴重な経験です」と話していました。今、この状況は歴史的な出来事である。日々の暮らしで、その歴史を学んでいると。北海道の浦幌町では「コロナな世相を語り継ごう」と題して、行事が中止になったチラシや手作りのマスクを集めて展示しているのだとか。「数十年後に振り返る時、役に立つ資料を集めるのは地域の博物館の役割」とは、企画した学芸員の方のことば。今、歴史的な出来事を体験している―。そう考えることで、軌道修正できることはけっこうあるのではないでしょうか。「学業の遅れ」とたまに目にしますが、子供たちは今もこの時間を学んでいるのでは――とも思うのです。

数十年後に振り返る時、役に立つ資料を集めるのは地域の博物館の役割」

 

また更新します。「いいニュース通信社」岡部

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